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内容説明
美しく気さくで“森”の人間に対しても差別しなかったキヨコの母が見せた、暗い暗い本性。親密になっていくキヨコと小辰。しかし、母は小辰の保護者・中田に言う。「キヨコを、おまえらのような“森”の人間なんかにくれてやるはずがない」。「街」の下に「畑」、「畑」の下に「森」。ここに住む全ての人間が逃れることのできない、そして、全ての人間が必要としている、暗い暗い「階層」というシステム。中田の怒りと悲しみが爆発するとき、目を覆うべき悲劇が起こる!!愛が地獄へと転がり落ちてゆく第2集、いよいよ発売!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
34
再読。家族ごっこと森の闇。中田のにこやかに責めたてる顔がとても怖い。2017/02/14
exsoy
20
豚の餌に2014/02/11
みか
16
kindleお試し版。木箱の檻に入れられて売られていく子供に、明るい未来があるわけないはず。人はどんなひどい世界も自分の都合でねじ曲げてみてしまうもの。わかっているはずなのに目を背けてしまうのは自分を守るため。自分の足下を踏み固めるため。ぬるま湯の足下には熱湯の湧き出る地獄。知らなかった罪を無理矢理突きつけれるキヨコ。痛々しい。そして百姫はイタイ。どうも方向性が違うよう。怖いけど、先を知らないともっと怖くなりそうな気がする。2015/04/13
ねね
13
超欝展開、読む人を選ぶから注意必要。あんな世界に足を踏み入れなければ、キヨコは幸せだったのかな。事件後、葛藤してもひとでなしと思っても、ひとりになりたくないと渇望するキヨコが哀しい。触らぬが吉?皆がやめろと言うところに行ったキヨコが悪いのか…?住む世界が違う、という事。深く考えさせられる話。だけどそういう「底辺」が在る事、それを知らなかった事。それら全てが罪だとは私は思わないがなあ。罪悪感に付け込む手法。だけど他にその世界に何があるのか。ぐああ苦しい。百姫が意外と好きだな…。2014/08/28
あっちゃん
12
この巻から歯車が動き出す感じです。やっぱりどんなに良い人そうに見えても人は人ってことかなー。ドロドロ感が増してます。2013/09/19