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内容説明
【殺された魔女は「誰」なのか?】
金蔵が語った、海の向こうから来たベアトリーチェ。幼少の楼座が出会った、九羽鳥庵のベアトリーチェ。いずれも殺されずに生涯を閉じた二人のベアト。では「殺されたベアトリーチェ」とは一体誰なのか…? 魔女ベアトリーチェに心酔する真里亞とそれを否定する朱志香。彼女達の証言が新たな真実を紡ぐ…!
(C)竜騎士07/07th Expansion (C)2011-2012 Eita Mizuno
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳蘋(よし)
12
真里亞の解釈が切ない。こんな風に思わなければ、自分の存在意義を確定できないと思うと辛いです。ローザも辛いって分かるけど、もうちょっと・・・なんとかならないかな、と毎回思われずにいられない真里亞のエピソード。2012/09/17
645
12
晩年の金蔵をずっと見てきた人間には俄かに信じがたい程の良い男ぶり、ベアトにとっても金蔵との出会いが救いであったのは驚いた。娘をベアトとして育てるほどの思いを持っていたのにまた死なれては確かにあんなに変わってしまうのも無理ないか。ウィルと理御コンビによって話をおさらいしていく感じは面白いかな。観劇者視点という奴?登場人物それぞれの魔女像を聞いて導き出されるものとは何なのか。戦人がいなくても成り立つというベルンの言葉も気になるし、一筋縄でいかないだろう。南條の過去がやっと語られた事が印象に残った巻でした。2012/09/14
伊瀬有佐
8
絵が綺麗過ぎて目が幸せ。ビーチェ可愛すぎる。ビーチェがどうしてベアトになったし。相変わらず金蔵がイケメンすぎて辛い。現金蔵は年取ったから白髪なのかと思ってたけど、もともと白髪だったんだね。真里亞とベアトと縁寿の、マリアージュ・ソルシエールについての回。2012/09/08
ドリル
7
何が本当で何が嘘なのかわからない物語だけれど、金蔵と初代ベアトの物語だけは真実だろうと。これが虚構だったらもう何を信じればよいやらと思ってしまった。2012/11/03
九夢
6
【取ってね 責任 だってあなたは わたしをさらったんだから】 金蔵と初代ベアトリーチェの話。 ロマンスな感じ。 真里亞の語り。父親がいなくて、母親はネグレクト+暴力ブチギレ系虐待。友達にもいじめられて、居場所が無い。その中で聖書に出会い、自分を神の子と解釈する。ベアトリーチェに出会い、オカルトに傾倒していく。ベアトは真里亞にとって救いだったんだろうけど、魔法の世界に引き込み孤立を深化させていったようにも思える。 ep7はちゃんと答えがわかっていくからいいなあ。2024/01/27