アクションコミックス まりかセヴン 2

著者名：伊藤伸平【著】

双葉社（2013/10発売）

• ISBN：9784575841091

内容説明

女子高生巨大ヒロイン変身漫画絶好調！ ヒロインの三條まりかは普通の女子高生―――だったのだが、ひょんなことから宇宙人のセヴンと合体してしまい、変身して巨大怪獣と戦う破目に！？ それでもマイペースのまりかはめげなく明るく能天気！ すべての特撮・怪獣ファンに送る第2巻がいよいよ登場！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[仲本テンカ]

女子高生ながら、ウルト○マン的業を背負うことになったまりか。「いざ、地球の平和をまもるべし」と戦うのかと思いきや、虫型怪獣が現れれば「ムシ、きも〜い！」と敵前逃亡し、プリチーな怪獣が現れれば「かわいいから、戦いたくなーい！」と戦闘放棄してしまう。けれども、大好きな先輩のエール(？)を受ければ、躊躇なくノリノリで怪獣をぎったぎたにするあたり、きもちに素直でイイ感じです。ヒーロー的な葛藤なんて、ありゃしないまりか。むちゃくちゃゆえに、最高です！

2013/11/15

[jansato]

頻繁にギャグを挟み込むことでマイルドな表現にしつつも、昭和特撮では殆ど取り上げられたことのない「巨大ヒーローの一挙手一投足が民間人を巻き添えにする可能性」という事象に深く切り込んでいるのが斬新。特にまりかセヴンのお乳に潰された人たちね。これですよこれこれ。世に巨大ヒロインが活躍する自主特撮映画は数多くあるけど、この発想はなかなか出てこないものなんじゃないかなぁ。お見事です。

2012/09/12

[ジロリン]

変人で計算高いセンパイとドジで特殊能力をもつ女子高生という組み合わせは、吾妻ひでおの「ななこＳＯＳ」を思い出させる。きっとそのオマージュもあるのでしょう。本作自体もＸＸＸ濃度が高く、読んでて思わず吹くギャグ多数あり。「対潜ヘリ空母まゆゆ」も笑える。吾妻ひでおのＳＦギャグに嵌まったことのある人にオススメ。

2012/08/14

[Nekono]

やっとでた２巻。対潜ヘリ空母「まゆゆ」（笑）特撮好きにはたまらない一冊です。１巻より胸が増量してるしなぁ。（変身後のスタイルには本人の願望が入るそうです。）まりかの脳天気さと先輩の変人ぶりにもますます磨きがかかって、ブースト状態。しっかり、楽しみました。

2012/08/04

[まめの陣]

おもしろーい。全員ズレてて結果かみ合ってるこの感じがたまらないです。ボディプレスで押しつぶした男たちを「バッバッバッ」って手で払うシーンとか容赦なくグロいギャグとかも挟まっていて最高。

2012/08/28