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内容説明
【無様に足掻いても、辿り着くは『死』──。】
沈みゆく船内で殺し合いを始める愚者。己の知略を以て『生』に執着する強者。策謀に姦計を重ね“揺りかご”の覇者となるは果たしてどの『人間』なのか…?
(C)2011-2012 Kei Sanbe
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
19
積読消化。自分以外の全ての生存者を排除せんと暗躍する春日と芹沢、そこに至る過程はともかく、奇しくも目的は共通する二人の互いの生死と矜持を賭けた謀略戦の顛末から、策略により孤立、閉じ込められた小雪澤と摩魅、鼬の最期っ屁とばかりに宮村華菜に噛まれ感染してしまった滝川のタイムリミットが迫るなか、なかなか沈まないオーシャンクレイドルに業を煮やした空軍による、軍事機密(寄生虫=ヤドカリ)実験を隠滅する為のミサイルが更なる過酷な運命を招く。本当に面白い。怒濤の展開の連打で結末が近い事を感じさせる(以下コメ欄に余談)。2016/03/31
sskitto0504
9
春日の外道っぷりが凄まじくなってきてますね。いったい誰が生き残れるんだろうか…2015/05/14
にゃむこ@読メ13年生
8
相変わらず先の読めない展開で飽きが来ることなく読み進めることができる。知力に優る春日、春日とのバトルの末一度は屈したように見えたが「ヤドカリ」となって復活した芹沢、そして滝川率いる主人公・真琴たちのグループ、さらに春日に見捨てられた摩魅と小雪澤。真のサバイバーは誰だ!?2014/01/29
赤魚
5
何でこんな状況でこんな頭がキレッキレなんだ。怖い奴らだ!2015/05/05
HK
4
カナ、芹沢、「十字架狩り」、春日とそれぞれの悲しみと狂気に基づいて殺し合うキャラクターたちの昏い美しさと、滝川たちが極限状態でも人間らしく誰かを守りたいと思う暖かい美しさが好対照となった実に良い巻。2014/04/07




