- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
【「疑念」は感染し、やがて「殺戮」へと変わる──…。】
「武力」「知識」「非情」。弱者が足掻き続けるための愚かで浅はかな「希望」…。だが、沈みゆく“監獄”は悉(ことごと)く「絶望」へと変える…。
(C)2011 Kei Sanbe
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
16
積読消化。華菜の策略により分断された春日と縞田に迫る殺人鬼の追撃の行方から、崩落に巻き込まれた滝川の前に訪れる意外な救いの手、小雪澤による解剖と滝川による推測で徐々に見えてくる事態の真相と発端、引き離された真琴と、母と死に別れた少年俊助の合流を経て、紳士的な態度と言う仮面を脱ぎ去る春日の変節まで。ヒステリーとかヤンデレとか、そんな言葉ですら生ぬるい華菜の暴走、と言うか悪逆非道が止まらない。緊急事態に精神を変節させる者、本来の顔を露にする者、まだしも人間であろうとする者の苦闘は続く(以下コメ欄に余談)。2016/03/30
sskitto0504
12
船沈没の謎が解けてきました。ひどいもんです。カナの狂いっぷりはすごいですが、本当に縞田はやられちゃったのかな。2015/05/13
にゃむこ@読メ11年生
9
前巻感想で「取り敢えずクソ」と記したカナに(悪い意味で)磨きがかかってる。この船内パニックサバイバルの原因が漸く判明、しかし先の展開が全く読めない。カナの悪キレっぷりにちょっぴり期待w2014/01/28
Jima
6
『元凶はこいつだ』首に埋まっている元凶。『俺達は売られた』分かっていく全貌。増す怖さ。2016/07/31
geki
5
ゾンビに感染した宮村の自己保身が恐い。そして、芹沢の徹底したサバイバルぶりは、自らのパーティの一員を陥れる。この両者がこの漫画を面白くしている。2016/03/13