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内容説明
【一番恐ろしいのは…「人間」。】
魍魎(もうりょう)が巣食う“揺りかご”に生き場を求めた愚者達は、自らその手を血で染め始める。まるで、さらなる“絶望”を望むかのように──…。
(C)2010-2011 Kei Sanbe
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
13
積読消化。粗野で無神経な言動の目立つ滝川、平静と紳士的な態度を保とうとする春日、車椅子無しでは移動の困難な縞田、利己的なかまってちゃんの宮村華菜らと共に脱出の道筋を探る真琴達の行方と、医学の心得の在る小雪澤、ギャルの摩美、波瑠を率いて残虐なやり方で生き残りを選別する冷酷かつ狡猾な芹沢達のグループの動向を平行して描かれながらも、転覆したオーシャンクレイドル号は緩やかに、しかし確実に沈もうとしている。今回は「殺人鬼」についての真実、滝川と芹沢、二人の異なる指導者の来歴の開示が主題かな(以下コメ欄に余談)。2016/03/29
sskitto0504
13
緊迫した展開が続きますね。心理戦もありでどんどん謎も増えるし気になりますね。 2015/05/13
にゃむこ@読メ11年生
8
いつ裏切られるか不安だがそれまで信じてみようか、いや不安の付きまとう信頼などいらない、いっそ先手を打ってこちらから裏切ってやろうか。極限状態での疑心暗鬼、その心理戦に緊迫感あふれる。取り敢えずカナがクソ(だけど、実際に居そうだ、こんなヤツ)。2014/01/28
Jima
7
感染もだが、人間の疑う心は恐いという展開に。『見たな』…次巻も期待。2016/07/30
四海鏡
6
「ポセイドン・アドベンチャーでゾンビ」っていう発想は、ありそうで今まで意外となかったよなー。明らかに感染してる宮村がどうなるか、周囲はどうするのかが、次巻のキモになるのかしら。2011/04/17