内容説明
山口一郎氏は現象学の泰斗で、世界的経営学者の野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)との共著『直観の経営』がベストセラーとなった。また弊社からは露木恵美子氏(中央大学大学院教授)との共著・監修で『職場の現象学』及び『共に働くことの意味を問い直す』を刊行しており、そのどちらもロングセラーとなっている。
本書は現象学の入門書で、小社刊の上記2冊の元となった現象学をより深く理解できる。そもそも現象学は、私たちの日常生活を改めて問い直す哲学で、「自らのすべての心の働きのありのままに(中略)はっきりとその働き方を知り尽くす」ことを目指している。
本書は、日常生活で起こる「ことがら」から出発するということから「ことはじめ」と副題がつけられ、日常語を使ってわかりやすく議論が進められている。
現象学による考え方や生き方を身に着け、日々新たな日常を明晰に自覚するための書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
心の働きのありのままに直面 自然科学的世界観 見える・感じる ことが生成する受動性・自発性→自意識を伴う日常的な意識活動・想像的な活動/人間となる 数える:カテゴリー的綜合 管制的綜合 見える・感じる:内在的知覚 感覚内容 時がた:過去と未来の意識 変わる・変わらない:自由変更→統一的な何か→直観・構成 想い出さずに想い出される:自発形 対化の現象 空虚う形態・表象 気づく・気づかない:過去の無意識 原触発 心と身体が育つ:受動・能動的キネステーゼ 痛みを痛む:相互主観性 生きる・知る 文化の違いを生きる2024/02/14
huyukawa
0
先行文献では誤りのあるものもわかる。その知識で世界ををみたときのことを考えるのもわかる。しかし、この手のひとたちはすでに否定されている古い研究(特に自閉症)を持ち出して説明しようとする。それで「解明した」と言われても納得できない。 現象学について否定的な意識がたちのぼる理由を現象学的に考える機会をもらえた。2025/06/21
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