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内容説明
土神(にわ)は建築科の大学生1年生。
ある日同級生の卯(あきら)と共に解体中の洋館に出かける。
そこで見つけたドアノブに触れた途端、
目の前に幻の扉が現れる。
その夜、再び洋館を訪ねた土神は謎の少女から、
それが建物の持つ「記憶」であると告げられる―――。
廃屋の中に佇み、同じ幻を見た彼女と出会い、
土神の日常がざわめき始める…!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
90
記憶を見る。記憶を見せられる。それも自分の意思とは関係ないところで発動してしまう能力。普通なら気持ち悪くなったり、怖くなったりして逃げてしまうその能力を主人公は好奇心から敢えて使う道を選ぶ。彼の能力は…古い建物の記憶が見えてしまう能力。それは建物自体の記憶だったり、そこに住んでいたり、働いていた人たちの記憶や想いが映像として見えてしまうものである。まるで当時のその場所に行ったような感覚なのだが、そこに介入して記憶、歴史を変えることはできない。そのことをわかっても、彼は敢えて建物の記憶に触れようとするのだ。2016/07/12
はつばあば
48
心を込めて設計され作られた古い建物。命も宿るでしょうね。懐古趣味と云われればなんなのだが・・昔の何代と続いた田舎家、昭和初期の西洋建築・・残して欲しいと云う想いと、私もたまには思い出してねと云う気持ちが交差する。あ~イヤだねぇ、私も古臭くなったもんだ。2016/05/17
ソラ
34
【再読】建物や家具などに触れると建物の記憶が見えるという主人公の作品。最後のビルに海を見せてあげたいという話がものすごく好み。あの所長と仲代さんのコンビも良い感じ2016/01/06
ソラ
33
【再読】建物や家具などに触れると建物の記憶が見えるという主人公の作品。最後のビルに海を見せてあげたいという話がものすごく好み。あの所長と仲代さんのコンビも良い感じ2015/02/18
いおむ
29
あ~良いな、良いな(^^ )この絵、ストーリー、雰囲気だけで3杯はいけます。(なにが?)2019/03/13