少年サンデーコミックス 銀の匙 Silver Spoon（２）

著者名：荒川弘【著】

小学館（2013/05発売）

• ISBN：9784091234278

内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/8/18～2025/8/31】
都会育ちの八軒勇吾は、戸惑いながらも大自然に囲まれた大蝦夷農業高校での日々に馴染んでいく。そして季節は、命ほとばしる夏へ。
美味しかったり…。臭かったり…。
今年の夏は、ただ暑いだけじゃない…。
日本中で大反響！大人気酪農青春グラフィティ待望の第2巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

主人公の気持ちがすごく理解できるような気がした。こういうほのぼのとした雰囲気がいいなぁと思う。しかしちょくちょく命の大切さを訴えている場面が多くひきこまれていく感じがすきだ。

2013/01/26

[まりもん]

ピザ作りに八軒を中心に生徒達が協力して作り上げていく。各材料や石窯をなおしたりとやることが多くて大変だけど点数にもならないことに費やしている八軒がとっても充実していたようで良かった。 夏休みに御影の家でバイトして駒場牧場やギガファームを見学して色んなパターンの経営法があることを実感したりとちょっと心も成長しているような八軒だと思ったら、牛の出産で涙流して感動かと思ったらグロイって感想するとは予想外だった。

2011/12/15

[エンブレムＴ]

学生がこの作品を読み「美味いものと出会える機会が多いというだけでも、エゾノーのモデル校に進みたい」と、考えたとしてもおかしくない！と、食いしん坊な私は思う。今巻は、全材料エゾノー調達のピザにハートをワシヅカミされました。・・・や、ハートというか胃袋というか（笑）・・・目標を持っているクラスメイト達に１歩遅れながらも、迷うことでいろいろな道を見つけていく主人公・八軒。大自然の中で命と向き合い、視野を広げていくさまに心が躍りました。コメディー色が強いので笑いながら軽く読めるのだけれど、テーマは真摯で重いです。

2012/01/12

[zero1]

答えはひとつじゃない！でもタマコはお金大好き！夏休み、閉寮で実家に帰りたくない発見は御影の家で住み込みバイトすることに。女性陣による【ギラリ】の視線が怖い（笑）。シカの解体や牛の出産を経験。誕生と食べるために殺すことは表裏一体。農業は両方と密接に関係している。後半は校内で見つけた石窯を使い、ピザ作りに挑戦。材料集めに奔走する八軒。その結果はいかに？高校生活に慣れてきた八軒だが将来、何になるのかは全く決まってない。悩めることは贅沢なこと。大いに悩めよ八軒！

2020/03/07

[hiro]

第１巻から続けて読了。最近の高校生が主人公の小説は、いじめやヒエラキーとかを描いたものが多い。しかし、この『銀の匙』では、個性的な生徒・先生が出てきても、悪人がおらず、いじめもないので、安心して楽しく読める。また、恥ずかしながら、‘経済動物’という言葉も知らなかったが、酪農を通して命についても考えさせられた。もっと早く読み始めればよかったと思えるぐらいお勧め。続けて第３巻以降も購入します。

2013/07/29