内容説明
サイパン空襲に随伴するB29電探妨害機を撃退すべく、新鋭艦戦「紫電改」と夜間戦闘機に再生された旧式艦爆「彗星」が迎撃に向かう。だが、限界の高度で待つ彗星の攻撃機会はただ一度……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kochi
8
こんな本も読むんです(三回目)。名前だけしか出てこないのに、「イントレピッド」相手に大暴れしていたらしいハスミンを楽しむには、『軌道傭兵』シリーズを読もう!2011/03/13
カラヤ3
1
対潜哨戒機「東海」が出てきたので調べてみた。対潜水艦に特化しているので弱武装・低速度であり、これでは史実で半年で生産機の半分が喪失したのもうなづける。2019/09/15
sfこと古谷俊一
1
B-29 VS 東海 なんてはじめてみたぜ。日本側の人間が入神の域で、そうでないと改変済みでさえ太刀打ちしようもないあたりが、1944年である。 2011/03/20
mdsch23
1
主人公は某海兵隊大佐だと思うけど本作中でその実像が描かれる事は少ない。そこがいいんです、といったところか。それにしてもこのシリーズ何冊出たんだろう。角川時代からフォローしていますが、いい加減忘れつつあります。。。2011/03/03
Hammer
1
今回は夜戦彗星でのB-29迎撃と東海の対潜哨戒の話。東海はシブくていいね。ただ操縦手たちの腕前が神がかりすぎな気が。著差の言葉には「『マリアナ機動戦』は、今回ようやくひとつの頂点を迎える」と書いてあるが、ようやく序盤終了で次から本編開始といったところか。「あの大佐」も影でなにやらたくらんでいる様子で続きがたのしみ。あとイントレピッドがあんなことになったのでニヤリ。2011/02/25