小学館文庫<br> 小説 竹光侍(三)

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小学館文庫
小説 竹光侍(三)

  • 著者名:永福一成【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 小学館(2013/09発売)
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  • ISBN:9784094085914

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内容説明

二匹の剣鬼は、いかにして生まれたのか。

竹光差しの浪人・瀬能宗一郎を執拗につけ狙う刺客請負人・木久地は、50人もの捕り方に包囲され、小伝馬町の牢屋敷に入れられた。
平穏を取り戻した宗一郎は、お勝に習字を教えたり、御輿大三郎と刀剣談義に華を咲かせていた。しかし、宗一郎出生の謎である御家騒動は、着実に宗一郎を包囲しつつあった。
一方、木久地は入牢と同時に獄中の罪人たちを掌握。自身の死罪を免れるために、木久地が放った驚愕の一手とは?
三度、宗一郎と木久地は対峙するのか!?
風雲急をつげる竹光侍シリーズ中、もっとも人情味に溢れた松本大洋の人気コミック原作小説第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

38
木久地、やはり脱獄。漫画の原作であることは最初から分かっていたが、漫画の原作者自ら、漫画の後に小説化しているらしい。なるほど。2021/07/18

海猫

7
実質内容的には過去編にあたるエピソードが主の巻で一気に深みが出てきた。そのぶんストーリーは前に動かないがこの溜めが次の最終巻でどれだけ効いてくるのか期待は高まる。2011/09/02

nyaboko

6
竹光剣客の過去話。正直、まさか1巻の話がこう繋がってるとは思わなかった。そして実は藩のお家騒動の大元だとは、、、ますます面白くなってきた三巻。そして相変わらず木久地がいい味だしてる。次巻で決着つくのかな? 2012/07/28

メカ黒猫

3
知らず知らず恨みを集める天然キャラの宗一郎。過去や伏線の回想文がややしつこく、少しまどろっこしかったが、まあそこも面白い。各人のバックグラウンド紹介も終わった。宿敵木久地がたうたう脱獄し、いよいよ決着の4巻へと続く。あー楽しみ。2012/04/02

もくもく

3
木久地の描写は小説版に軍配です。奴がなんであんなに狂っていたのか、なぜ宗一郎を狙い続けるのか・・・・面白いなあ。宗一郎が信州の山中で刺客の手を逃れて、剣鬼から人に戻るまでの物語も良しです。2011/08/18

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