内容説明
江戸に戻ったばかりの八州廻り・小室春斎に、札差「扇屋」の主従を惨殺して七千両を奪ったうえ、幕府が招いた琉球使節まで手に掛けた凶賊の捕縛命令が下った。難を逃れた扇屋の美人姉妹から、賊が箱根越えを企んでいることを聞き出した春斎は、亡き父から受け継いだ愛刀を携え、東海道を上り始める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
106
八州廻り浪人奉行「斬光の剣」2巻。江戸で起こった強盗殺人事件、江戸を離れた兇賊を捕縛する為八州廻り小室春斎が箱根に向かう。今回も春斎に協力する浪人が殺害される、又陰ながら春斎に協力する女性と少し悲しい別れをする筋書き、孤独な小室春斎良い助ができれば良いのにと思うのだが。2014/11/04
やま
67
中西派一刀流の遣いてで、関東取締出役(通常「八州廻り」と呼ばれる)を拝命した小室春斎が活躍する物語。江戸は蔵前の札差「扇屋」に盗賊7人が押し入り外に出ていた娘二人を除く、家人と奉公人十数人が殺され蔵から七千両が奪われる。娘と恋仲であった秀次が盗賊を引き入れたことが分かる。小室春斎が、賊が東海道を箱根へ向かったとの情報をもとに。春斎は、賊を追って東海道を箱根へ向かいます。それとは別に扇屋の姉妹が、両親と店のものたちの仇を討つために賊を追っていきます。🌿続く→2022/08/10
犀門
0
#102★★★★☆2014/08/08
いえのぶ
0
7千両を奪った強盗を追い、箱根を越える。2012/02/25
depo
0
図書館本。2022/07/31




