内容説明
川越を荒らしていた盗賊“蜘蛛の巣一家”の残党が江戸に現れ、小室春斎は見事捕縛する。平穏が戻ったのもつかの間、今度は神田相生町の薬種問屋「相良屋」が賊に襲われ、主従十八人が惨殺されたうえ、千二百両余りが奪われた。下手人が川越城下に潜入したとの報せを受けた春斎は、無法地帯と化した城下町へと急ぐ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
90
八州廻り浪人奉行「獅子の剣」3巻。第1巻「天命の剣」を読了してから1年ぶりしかも2巻を飛ばしてしまった(+_+)おお急ぎでこのシリーズ読まなければ、小室春斎さん、八州廻りが板に付いてきたか探索も剣の冴えてますよ、展開も早く面白く楽しく読了。 2014/10/31
やま
65
中西派一刀流の遣いてで、関東取締出役(八州廻り)を拝命した小室春斎が活躍する物語です。関東取締出役が発足した文化二年(1805)から早四年。神田相生町の薬種問屋「相良屋」から千二百両余を盗んだ盗賊・骨壺の辰吉一味八人が、盗人宿に引き上げてきた所を、これを見張っていた元川越藩士で浪人・村田万之丞一味四人が襲い掛かり、皆殺しにして金を取って川越に向かう。万之丞は、この金を元手に川越でヤクザの一家を立ち上げで勢力を広げていく。🌿続く→2022/08/27
犀門
0
#103★★★★☆2014/08/08
匂當内侍
0
八州廻り浪人奉行三巻完読 2021/11/19