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内容説明
カルディアの門を開けさせた才気を見込まれ、マケドニア王・フィリッポスに書記官および王立図書館の管理者として雇われたエウメネス。貴族や職人たちと交流を深め、「王宮日誌」の編纂に携わる中、、エウメネスは運命の人――アレクサンドロスと……そして謎のヘファイスティオンに出会う!! のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
52
アレクサンドロス!重要になってくる人物なのは明らか。王子なんだけど王子なしからぬ雰囲気を持ってる気がする。いやまあでも王子は王子だからみんな謙遜してるんだけどねwそっか...やっぱり紀元前だから医療技術とかも無いんだなあ。と言っても紀元前四世紀にもなれば、そういう技術を発見してしまう人たちも現われる。なんか、人間って改めて凄い生き物なんだなあって感心してしまった。そしてエウメネスの才能も光る。もうどこまでいけば気が済むんだエウメネスよwスキタイなことを隠しもせずこれがスキタイ流と言ってのける。やっぱ凄い。2012/09/14
財布にジャック
45
アリストテレス、フィリッポスの後は、アレクサンドロスが遂に登場しました!エウメネスとアレクサンドロスが出会った記念すべき巻です。しかしアレクサンドロスは只者ではなさそうで、続きが気になります。このあたりの歴史勉強しないと最後までついていけるのかちょっと心配になってきました。漫画とはいえ侮れません。2011/05/18
いおむ
40
〈滝〉がしゃべった時は超怖くて目をそらしまた(;゚ロ゚)それに続く〈心肺停止〉の回はそう繋がるカ!とびっくり。アレクサンドロスの後の配下となる若者たちもいっぺんに登場。そこまで描いてくれると嬉しい。2016/11/13
Die-Go
34
エウメネスはマケドニアで着々とその立場を固めていく。しかし、それは文官としてではなく、玩具官(笑)としての立場であったが、好きな本に囲まれる生活でもあり、至福の時であった。アレクサンドロス王子はミエザへと行き同年代の子ども達と勉学に励む。そこへちょっとした事故から、ヘファイスティオンと言う謎の人格を顕現させることとなる。★★★★☆2022/04/11
645
33
“ヘビ”とはもう一人の人格的な意味合い?この設定を話にどう生かしていくか気になる所。エウメネスとアリストテレス、アレクサンドロス…誰もが耳にしたことがある人物が登場し盛り上がって来た。まだ接点は少なく其々が独立して描かれるのがむず痒いなぁ。この1巻の中でも三人が持つ才覚や知識を見る事が出来た。人物像が計れないという意味ではアレクサンドロスが一番興味深い。歴史的にもかなりの重要人物ですし。母親と弟は…何かアレだな(笑)スキタイ流を通すエウメネスは楽しそう。今後どんな波乱があるやら…束の間の平穏と言った感じ。2013/12/08