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内容説明
季節、風景、動物、宇宙、果ては現代の科学技術まで。500年にわたる音楽史から、人間が「自然」と共鳴しながら紡いできた豊かな世界を紹介し、新しい音の聴き方を提案する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Asakura Arata
6
音楽を聴いて自然のイメージを思い浮かべるのは自分のたのしみである。だから歌詞がわからないあるいはない音楽の方が好きである。音楽は「自然」かというと、変化するのが自然だと思うので、デジタル情報化した音楽は自然ではないかもしれない。しかしそれを聴く側が変化すれば「自然」と考えても良いかもしれない。2023/04/16
いきぼー
1
ジャズが好きでよく聞くのですが、クラシックは少し敬遠していました。なんだか、小難しそうで。 でも、この本に出てくる作曲家は自然を音楽でどう表現するかを模索し、芸術にしています。YouTubeで、楽曲を聞きながら読みました。 音楽の聴き方が変わる良書。2016/05/12
takakomama
0
2016年のラ・フォル・ジュルネのテーマ「ナチュール 自然と音楽」をきっかけに、いろいろな本と曲を紹介しながら、自由に思いを巡らせています。CDなどで「鳥の声」とか「川のせせらぎ」とか解説されていると、そういうふうに聴こえてきます。 2017/04/22
masakinoko7232
0
軽く読み。内容は結構注釈や引用が多め。それほど著書が色々読んでいる証拠だが、ちょっと鬱陶しかった。かなりテーマに興味があったので楽しみに読んだが、思ったより私にささらなかった。自然と音楽と言葉という感じかな。個人的には後半にでる、ドビュッシーの海とか、そういった楽曲をもっと載せて、この部分がこういう表現でね的なのがもっと欲しかった。あまりに少なかった。前半「音」にテーマをおきすぎていた点もあまり好まなかった。2020/09/26