ヒストリエ(3)

個数:1
紙書籍版価格
¥814
  • 電子書籍
  • Reader

ヒストリエ(3)

  • 著者名:岩明均【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2011/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063143959

ファイル: /

内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/5/30~2025/6/12】
ギリシアの自由市民として育てられたものの、蛮族出身の出自が暴かれ、奴隷の身に落とされた少年・エウメネス。奴隷を酷使する商人に買われて、スキタイ族の活動領域であるオルビアに向かうことになったエウメネスを待ち受けるのは、過酷な奴隷人生。しかし、オルビアに向かう船で、思わぬ出来事が……!! のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流言

40
奴隷になった途端に難破するエウメネスは運がいいのか悪いのか。運の善し悪しはともかく、流れ着いた先で地位を確立したのはエウメネスの確かな実力というものだろう。今までの環境では今ひとつピンときていないところもあった彼の才能だが、裸一貫から立ち上がったという事実に改めて傑物の片鱗を感じることができた。村での生活も、集落間の文化の差程度ならどこの時代・社会にもあることなのであろうが、猫を知らないというシーンには驚いた。紀元前四世紀という設定は伊達じゃない、というか意外にも猫と歩んで来た歴史はたかだか数千年なのか。2015/10/04

いおむ

37
この作者の表現の仕方がすこぶる良い。淡白な感じなのに、ストーリーもセリフも表情も、印象に残る。2016/01/10

kanon

37
叫ぶ。エウメテスは叫ぶ。「よくもぼくをォ!だましたなァ!」もうね、一緒に叫んでましたよ。もちろん心の中でwこんな理不尽な...子供相手に何がしたいんだか。でもなんというか、いざ別れの時がきたら、妙に納得してしまったというか。みんななんだかんだで優しいんだもの...。でも最後だけああいう態度をとるのもどうかと思うけれどね。それでもヘカタイオスだとかいう糞よりはマシ。う~ん、もうこれ完全にエウメテスに感情入ってるわwそれよりもあれです、次が気になって仕方ない!今高いんだけど...買うしかない!買ってきまーす♪2012/08/25

Die-Go

36
エウメネスは奴隷として売られて行くが、その道中で海難事故に遇い、自由となる。そして、そこで救われたボアの村で束の間の安息の日々を送る。生来の勘の良さと弁舌の豊かさから村人の信頼を得、ほのかな恋心も生まれる。★★★★☆2022/04/10

kagetrasama-aoi(葵・橘)

33
「ヒストリエ」第三巻。奴隷として売られて行くエウメネス。「よくもぼくをォ!!だましたなァ!!」そしてボアの村、文化が違う(o^O^o)。ここら辺の展開興味が尽きない。面白い!2024/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/573014
  • ご注意事項

最近チェックした商品