ユング心理学研究<br> ユングと曼荼羅

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ユング心理学研究
ユングと曼荼羅

  • ISBN:9784422114910
  • NDC分類:146.1

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内容説明

人類学者の中沢新一氏が「ユングと曼荼羅」をテーマに、人類学的視点を織り交ぜながら曼荼羅について縦横無尽に語った貴重な講演と、講演後のディスカッションを収める。また、今回からユング心理学の研究者による研究論文を収録。特別寄稿の山中康裕氏をはじめ、ユング心理学の研究の最前線に触れることができる。

目次

シンポジウム(基調講演「ユングと曼茶羅」 討論―基調講演を受けて)
論文(特別寄稿 深層心理学から見た華厳経の宇宙 研究論文(「見えないもの」への名付けとしての“異人”―柳田国男の『遠野物語』を手掛かりに 諏訪大社ミシャグジ儀礼に関する分析心理学的考察―上社大祝即位儀礼について 動きつづける“わたし”と“賢者の石”の生成プロセス))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

39
日本ユング心理学会主催の公開シンポジウムを主に纏められた“ユング心理学研究”シリーズ第2巻。冒頭に、中沢新一氏が、宗教学、人類学の立場から曼荼羅のことを説き起こし、ユング、河合隼雄の論考へと繋いでいくと云う基調講演『ユングと曼荼羅』が、次に特別講演として山中康裕氏の「深層心理学から見た華厳経の宇宙」が収録されている。その他、研究論文として3編の論文が収録されている。小生のように、ユング心理学に関心のある方には、特にユング心理学と仏教の関係性から非常に興味深い内容ではなかったかと考える。2019/01/20

マーブル

8
ユング心理学会刊行の学術誌。したがって素人には難しい部分や未完成のところもあるが、ここをきっかけにユングの世界へ踏み込む手助けになる。  このような体裁のものとは思わずにタイトルに惹かれて手に取ったが、いろんな意味で拾いものだった。  私自身に前提となる知識が不足していたり、あるいは今後精査行為に耐えねばならないであろう研究論文があったりと、出来あいの料理のようにそのまま食することは叶わないが、今後知っていきたい道標をいくつか見つけた思い。 2018/10/21

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