内容説明
荒御霊を浄化する専門職・修祓師になるため、修業に明け暮れる恵那。彼女が夢幻桜の虚から現れた国守りの神・扶人から「下僕認定」をされて早幾月、季節は初めての夏。ここ最近、祥泉堂は毎日のように荒御霊の襲撃を受けていた。至高の魂を持つ扶人が狙いだと誰もが思っていたが、ある日都より若き副将軍・篠島北斗が訪れ、事態は急変。彼が告げたのは当代将軍の崩御、そして「祥泉堂に将軍の隠し子がいる」という衝撃の事実で!? 仲間達の過去と葛藤、恵那と扶人の恋の行方――目が離せない第2弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
23
恵那の仲間達の過去が明かされ、重いものを背負ってるのが分かった。今は一人じゃないし影で支えてくれる人達もいるし、何とかなるんじゃないかな。扶人の態度の豹変ぶりには驚いたけど。前回と随分違うよね。2023/02/28
一条梓（アンフィトリテ）
3
図書館で借りました。主人公の同僚の二人の生い立ちなどが解り、またこの巻で同僚の1人が家と国の為？に出ていくことになりました。凄いことになってるな・・。次巻はどのような感じにしてくるのかなぁ。 2017/06/04
ユイ
2
どんな料理もおいしいと言ってくれることが必ずしもうれしい事になるとは限らない。こんな悲しい「おいしい」は聞きたくないですね。2011/08/10
静流
2
陰謀に巻き込まれたり仲間の意外な過去が明らかになったりと、内容はこれでもかとてんこ盛り。主人公の恋愛も順調に進んでいて楽しかったです。俺様な神様が、今回は神様らしくて意外でした。2010/03/03
Rara
2
恋愛的には、前世のこととかがヒロインの中で随分あっさり乗り越えられてしまっているのが物足りないような、長々悩まない分テンポ良く読めたようなで、悩むところです。抹人の強引・俺様・独占欲ぶりにはついていけず。でもお話自体は、前巻より起伏があって良かった気もします。2010/02/16
