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内容説明
“ひきこもり”と援交女子高生。接点のないはずの両者が出会ったとき、ある「計画」が動き出した……!ドストエフスキーの名作を原案に、現代の少年少女たちの抱える闇に迫る問題作。女子高生二人殺人の犯人となった主人公・裁(たち)弥勒(みろく)は、検事・五位の罠をどうやって切り抜けたのか?衝撃の展開が待つ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
3
塗装工が冤罪で逮捕されるシーンはこう来たか、という感じ。いかにミロクが意志を持って倫理を踏み越える英雄たらんと目指し、社会を憎んでもその正体は骨身まで弱く哀れな俗人に過ぎない、という現実を突き付けた上での甘い屈辱とも称せられる共依存、そして首藤からの承認。肉食獣か俗人か、どっちを選んでも救済の道が全く見えてこないところが凄い。表現としては密度が落ちてるかもしれないが、優れたリメイク、翻案作品と再認識した2013/06/22
たっきん
3
相変わらずおもしろい。ラストのヒキが最高。いま続きが一番気になる漫画です。2010/02/16
でーたべーす
3
示される2つの道。あーすごいわこれ。2010/01/23
raitu
3
共依存の相手を失いミロクを求めるエチカと、孤独に耐えられずエチカに殺人を告白するミロク。罪意識と贖罪と救済欲求と共依存と色々を抱えて物語は進む。これを読む人は道徳とは、善悪とは、罪とは、そして罰とは何かに興味があるから読むんだろうかなと思うけど、さてこの作家はどういう結論を出すかな。2010/01/04
みはる
2
エチカってすごい人のこと殴るよな~って印象が強い。可愛いのに激しい(笑)ミロクはどちらの道を選ぶのかな?2014/06/29