内容説明
「あのー、ビスマルク隊長」「なんだ」「…本当にここ、騎士団なんですか? どうして俺には、いや、この隊のみんなには剣が支給されてないんですか!?」俺、剣バカのミロクはバイトをクビになって困ってたところ、ジルサニア王国騎士団にもぐりこむことに成功! 式典で見かけたジェルメーヌ姫の美しさに衝撃を受けたまま、「赤目隊」に入ることに。ウサギの隊長ビスマルクや同僚の豪快アーニィ、不思議ちゃんフェリサといった変なヤツラにしごかれるうち、ジェルメーヌは超ガサツな少女ジュジュと知ってガックリ、帯剣はダメと言われ大憤慨。さらに国外へパシリを命じられた俺はブチ切れて―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
5
【積み消化】良くも悪くもベタで王道。嫌いではないけど、魔王城に比べると微妙にも感じてしまう。2014/07/18
KEI
3
購入。イマイチ。戦闘場面でのセリフに緊迫感が感じられず、釣られて地の文も乗り切れていない感じがした。それにしてもファンタジアは最初から強いが心は未熟なキャラがお好みなこって。次巻は一応買おうかな。2010/02/04
あさい
2
どこもかしこも仕事やめ続きのミロクが新たな就職先に選んだのは騎士団。しかし、配属されたのは王女様の使いっ走り部隊。しかもその部隊は剣を持たせてもらえない。剣で生きてた少年が剣を取り上げられてさあどうなるか、みたいな話。なんとなくドラゴン料理あたりで彼の出自が察せたのだけれども、今後どうなるのか。読んでて引っかかる部分もなくするする読めました。人参にて戦う騎士っていうのは面白いんだけれども、今後は姫から剣が引っ張り出せるから普通に剣で戦う騎士になってしまうのかな。2015/10/18
よむよ
2
仙年堂さんの作品「吉永さん家のガーゴイル」が好きだったので、物は試しと本作も購入。なるほど。仙年堂さんらしいよい喜劇だ。戦争、戦闘の表現などは正直チープだと感じたけど、まぁ、喜劇を描く分にはこれで十分。久々に楽しくラノベを読めた気がする。2013/06/02
読解力なく勢いで読む人
2
【ド直球のファンタジー物語】。バカで剣技しか能のない主人公ミロク、裏表の顔を持つガサツでじゃじゃ馬姫ジュジュ、家族想いでママみたいな存在トーラット、拳法少女アーニィ、ウサギ隊長ビスマルク、無口方言少女フェリサ、……と個性的なメンバーが揃った「赤目隊」がメインの話。/『声』で国民を癒すことのでき、存在するだけで役目があるジュジュ――バカで『剣』しかないミロク。ミロクはジュジュや赤目隊の役目が理解出来ない。しかし、ジュジュの心情を徐々に理解出来ていき、ミロクは姫を守る騎士となることを決意する。/続きはコメ欄↓2011/06/02




