内容説明
「なに書いてんだ?」「…見りゃわかるだろ」「そうだな、見て分かった。『反省文』ね―って、どんだけあるんだよ!」ディアートに思わず二度見されたほどの原稿用紙の山と格闘しているのは俺、剣バカのミロク。「なんだミロクお前、そんなに学園じゃワルなのか?」ってディアートは言うけど…違う、そうじゃない! 俺は、ちゃんと騎士として仕事をしただけだ! 後輩の恋路を応援したり、女生徒の水着姿を覗く不届き者を成敗したり。学園でも働きまくりの俺なのに、なんでジュジュは怒るんだ!? てか、なんで俺、走る銅像に追われたりしてんの!? 超ユニークな学園で、本日もご愁傷様な学生騎士ミロクの日常譚。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミモザ
3
★5 ミロク反省会な短編集。 銅像がめっちゃ笑えた!あと、あとがきには噴いた(笑)2013/11/16
hasek
2
ミロクのスペックが発揮されないのはいつものこと。非常に淡々と話が進んでいきます。銅像が動いたり変な展開はいっぱいあるんだけど。。。そして一番面白かったのはあとがきでしたとさw2010/11/26
きざし
2
短編集でしたか。読み終わるまでに1時間かからなかった小説は久しぶりだ。テンポよくぽんぽんと読めた、本筋より面白かったような。ていうか短編が出来上がるまでの経過がすばらしい。(笑) 次の短編集が楽しみです。2010/11/23
シュエパイ
2
あー、すっかり忘れてたけど、学生もやってたんだっけね、この子ら!でも、巻き込まれてる事件が、いちいち愉快すぎて学生らしくない(笑)あ、恋のおまじない話だけは、唯一らしいっちゃらしいのか。楽しい休日、また過ごせる時間が戻ってくるとよいねぇ2010/11/20
遊水
1
本編が騎士としての活動メインで学園に通っている記述はあっても、今までサッパリ無かったのでようやくかーという印象。暴走する剣と銅像に思わずニヤリ。というかこれ一本盗めば良かったんじゃと思ってしまう。フェリサが神がかってました。2012/09/02