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内容説明
灰狼衆からの逃亡。壬晴と宵風は萬天の里を目指す。気羅によって肉体の限界が近づく宵風。そして、ついにその時が――…。死か、消去か。
(C)2008 Yuhki Kamatani
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
41
隠の王 １０巻目。この巻はすごい。後半はよくわからない部分があるけれど、悲しさと寂しさと嬉しさが一気に押し寄せて、混乱しても面白いと思える巻でした。全体的には悲しい雰囲気なんですが、でもやっぱり望みは叶えられたのだから嬉しいのだろうなぁと思う。その望みが他の人の寂しさを感じる部分ではあるけれど、最後なんだもの。自己中に自分の望みをかなえたって良いじゃない。協力者もいるんだから。そう思うとやっぱり笑顔でってことなのかもしれないね。ホントこの巻で最終巻にしてもたぶん問題なかったと思うくらい上出来でした。2021/11/25
英知＠マンガ専用
14
もう表紙から涙が出そうになった。消えていく瞬間の宵風の笑顔がまた涙を誘います。。。さよなら宵風・・・2011/04/03
十六夜（いざよい）
11
灰狼衆からの逃亡。壬晴と宵風は萬天の里を目指す。気羅によって肉体の限界が近づく宵風。そしてついにその時が…。宵風がついに消えてしまい、壬晴の森羅万象が発動してしまう。最後まで宵風の味方だった雪見、腕は無くなったけど生きてて良かった。この作品の中で一番好きなキャラかもしれない。2017/08/28
踊れない人
9
積読本。 それぞれの本音が出た巻数かもしれない。関 英（せき はなぶさ）40歳で老眼はやめてくれー。と、その前にあったけど、プロフィールで確認できる年齢かな・・・。（実際は、人それぞれ個人差があるそうですので、必ずこの年齢で老眼になるという訳ではないそうです。）2020/02/16
那義乱丸
9
号泣。宵風を守ることを選択し雷光に立ち向かう雪見。宵風を助けたいけれど、雷光の傍にいることを選ぶ俄雨。そんな俄雨の心に雷光は己の侍道を見極める…。それぞれに大切なものを守るための選択。そして、お互いを守ろうとする壬晴と宵風。「どうしても君が哀しくて生きられないのなら 僕の存在を消してほしい」のセリフが胸を刺す。アニメのラストがここにあるとはっ。そして原作はまだ続く。その後の壬晴と雪見が切ない。読了後巻末のピンナップ、宵風の笑顔がもう…。これにて再読終了。続いて積読崩します。2012/07/18
