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内容説明
隠の世から遠ざけるため、旭日は森羅万象を用い壬晴の記憶を消去していた。10年前の記憶を取り戻した壬晴は揺らぎなき決意とともに隠の王となる。それは切り裂かれた半身ともいえる存在を取り戻すことでもあった。分たれた二つの魂、再会の時が、今。
(C)2010 Yuhki Kamatani
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
42
隠の王 14巻目。完結巻です。このラストは賛否両論あると思いますが、個人的には好きな方です。ずっと暗い陰鬱な展開が続いていましたが、最後は良かったのではないかと思います。ネガティブルートが好きな方には、最後は合わないと思いますが。他にもいろいろルートはあったと思いますけど、まぁ喜びも悲しみも一緒に心に留めて、一緒に背負って生きていくのが人生というものでしょう。忘れていいことなんてなかったんだよ、きっとね。この巻は、長らく入手しておらず、この機会に買ったんですが、最後まで購入して良かったです。また読もう。2021/11/29
呉藍
21
壬晴の涙も笑顔も、みんな胸にぐっときた。みんなの中におかえり、宵風。会いたくてたまらなかった! 保護者’Sもよく無事で……帳先生はほんとに危ないと思ってしまったけどww 個人的には一季さんの生き方に脱帽。きっとこのひとは何があっても忍で居続けるんだろうなあ。たくさんの別れも哀しさだけじゃなく、私も「またね」って言いたいなあ、と。鎌谷先生、お疲れ様でした~。2011/02/02
英知@マンガ専用
20
おかえり宵風・・・!!カラーページで鳥肌来ました!雪見への「ただいま」が一番キタ><虹一としじまの死はつらいですけど。。。でも最後の壬晴の笑顔は本当に素敵だった!13巻と14巻を並べた時の背表紙も良いですね^^2011/04/03
らゆ
19
森羅万象を巡る隠の世の物語にも、ついに終止符が打たれました。最後の最後で、還るべき人たちがあるべき場所へと還ることができて、本当によかったと思います。おかえり、宵風。再会のシーンが色鮮やかで、だからこそそれまで以上に伝わるものがあり、壬晴と共に涙しました……。これは、壬晴と宵風の物語だったんだな、と改めて感じました。後日談も少なく、あっさりと終わって寂しくはあるけれど、これはこれでいい終わり方だったんじゃないかな。すっきりとした、未来のある最後でよかったです!2011/01/27
那智@灯れ松明の火
17
宵風えええええ!!!!!!これは泣ける!良かったよ宵風!!雪見!壬晴!さみしくなくてかなしくなかったのが、淋しくてかなしかったってのはイイ!雷鳴はずっと友達思いなのが伝わってくる。良い子やあああ!ところで加藤さんの優秀さには感服するばかりです、はい。副首領のサラバよりも人望あるんでないの。格好いいんですけど。服部さんは残念だったなあ(´・ω・`)雷光は大好きなので元気で良かった!アニメは悲しかったよ。一巻から一気読みしたいなあ。おかえり、宵風。2012/01/25