内容説明
去年の4月に起きた連続殺人事件。犯人の自殺で終わった筈だったが、再び同様の事件が!「僕」は志乃ちゃんと最悪の形での再会を果たした、あの事件を思い出していた。ナイフを手に立っていた、あの志乃ちゃんの姿を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
4
内容(「BOOK」データベースより) ニュースが悪夢の再来を告げている。ドキリとする僕とは反対に、志乃ちゃんは涼しい顔だ。僕と志乃ちゃんが出会うことになった事件。犯人は死んだはずだ。たしかに、もう終わったはずなのに―。僕にとっても志乃ちゃんにとっても、忘れられるわけがないその記憶。夜の公園で出会った志乃ちゃんの体温と、僕の手を濡らしたぬるりとした液体の感触。あの春の夜から、僕らはもう、逃げるわけにはいかない。志乃ちゃんが普通の小学生になるために。そして、僕と志乃ちゃんが、二人で未来へ歩いて行くために。 2008/12/26
ソラ
2
【整理・再読】2021/08/09
U
2
うっそお。容赦ない衝撃的な展開にいよいよ決着を感じさせられます。ううう、そんなあ。とるものもとりあえず、次巻へ。2014/01/04
たくぞう
2
風邪をひいた志乃ちゃんの珍しい行動に萌えていたら、ラストで予想外のきつい展開に!これは今すぐ最終巻を読むしかない!2010/07/28
八岐
2
絶句。ひたすらに絶句。頭の片隅にもなかったこの展開に、呆然自失とするよりない。この物語の着地点については以前は楽観的だったのだけれど、この顛末を見せれれては最悪すら覚悟しなければならないのかもしれない。2008/12/30