フラワーコミックス ふしぎ遊戯 玄武開伝（９）

著者名：渡瀬悠宇【著】

小学館（2013/03発売）

• ISBN：9784091318497

内容説明

神獣を召喚した巫女は、その生け贄となる――。運命を知った女宿（うるき）は「元の世界へ帰れ」と多喜子（たきこ）に別れを告げた…。傷心のまま日本に戻った多喜子はすべてを忘れるため及川（おいかわ）医師の求婚を受ける。しかし突然、母と同じ肺病を発症し、死を覚悟して…！？ますます目が離せない！急展開の第9巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

七星士たちから酷い言葉を投げかけられ、元の世界に戻った多喜子。本当は多喜子のことを思って言った言葉。母と同じ病気になってることが発覚。このままだと死ぬと分かってる多喜子は、愛するリムドに会いたくて本の中へ戻る。戻る時に父と和解。リムドと再会したシーンはほんと良かったです。多喜子の命のタイムリミットは近い。

2018/04/16

[瑪瑙（サードニックス)]

現実世界へ戻った多喜子に母を東京で見てくれていた医師の及川が嫁に欲しいと願い出る。しかし多喜子も又母と同じ病にむしばまれていた。父から七星士たちの本当の気持ちを知らされた多喜子は再び本の中に戻っていく。必ず巫女としての役割を果たすと誓って。娘の事をただ本を読んで見守るだけしか出来ない父親の気持ちってどんなだろう？辛い事だろう。

2022/02/12

[うにまる]

病気だけど、死ぬって分かりながらも愛しい人に会いに行く(T^T)ふたりの再開に胸がいっぱい(●´ω｀●)

2014/12/11

[梅みかん]

多喜子は強い決意を胸に再び本の中へ。そして、リムドとの再会。死を身近に感じるからこそ、生きて大切な人といられる幸せをより強く感じてるのかも。

2016/11/03

[ako]

母と同じ病気になって、このままだと死ぬとわかったらリムドに会いたくてたまらなくなる多喜子。大切な仲間達の為に命をかけてでも神獣を召喚する決意をし、本の中へ戻る。

2014/12/26