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内容説明
ルパート・ユースタス・マードック海尉は、命を受け、コランタン号に着任した。英国海軍、いや七つの海にまでその名が轟くといわれる不思議にあふれた艦。だがマードックは「不思議なことなんてありえない」と笑う。艦は、王党派のフランス貴族救出のため、フランスへ向かう。コランタンとマードックを待ち受ける冒険とは――!? 19世紀、対ナポレオン戦争中のイギリスを舞台に、海洋冒険ファンタジーが、華やかに開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つたもみじ
14
舞台は１９世紀、対ナポレオン戦争中のイギリス。海洋冒険ファンタジー。英国に存在する船の中で最も有名で、「出る」とも噂されるコランタン号。紡績工場の御曹司として生まれ、合理主義に染まりながらも海軍に志願したマードック海尉（主人公）が乗船してからの物語。個性的な乗組員達、不思議な猿・ホレイシア、グラスが宙に浮かぶなど当たり前。そして船は、とある王党派フランス貴族の救出という任務に向かうのだが…。本編の合間に挟まれている、当時の海軍や組織のプチ解説コーナー「はみだしコランタン」も面白い。2013/12/31
ホレイシア
6
ここからお名前拝借なので、一応。主人公の肩に乗ってる白い猿が「ホレイシア」です。2008/05/28
ぐら
3
謎が色々投げっぱなしというか、説明なしで進んでいくというか。でもそれがあまり気にならないというか（笑）。嫌味のない爽やかな読後感です。幽霊でてるのにねw2010/07/31
菊谷
3
すんごく面白かった。特にパンを叩いて食べるところ。最初なんだろうと思ったら、ちゃんと解説があった。2009/09/19
さつきばれ
2
以前に断念した「オーブリー」シリーズを再チャレンジする前に、帆船モノの世界を味わっておこうと思って。はみだしコランタンが良かった。2017/02/18
