ウィングス・コミックス<br> コランタン号の航海 ~ロンドン・ヴィジョナリーズ~(1)

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ウィングス・コミックス
コランタン号の航海 ~ロンドン・ヴィジョナリーズ~(1)

  • ISBN:9784403619441

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内容説明

無事フランスでの任務を終え、ロンドンに帰還したコランタン号。だが連れ帰った水底の子供=アンリは、あっという間に窮屈な伯父の家を逃げ出してしまったらしい。再びアンリ探索の命を受け、ロンドンの夜をさまようルパートが出会ったのは、謎の黒猫、下町っ子のベッキーとアルジュン、そしてロンドン橋の上の謎の美人……。London Bridge is Broken Down, Dance 0er My Fair Lady Lee. この歌に秘められた謎とは!?陰謀渦巻く、ロンドン篇開幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つたもみじ

17
舞台は1811年末の倫敦。コランタン号はフランスでの任務を終え、ロンドンに帰還します。が、任務で連れ帰ったアンリは早々に伯父の男爵家を飛び出し行方不明に。アンリの捜索と、強制徴募。夜のロンドンを彷徨うルパートは、黒猫に出会い、アンリを見つけ、ロンドン橋の上で謎の美人と出会う。不思議の世界と、科学の力が入り乱れていた時代で、ルパートは「普通」である事と「その自分がどうしてコランタンに配属されたのか」という悩みを抱えます。ストーリーの序盤。これからの展開が楽しみです。そして「はみだしコランタン」も面白かった。2014/02/09

ホレイシア

9
今回は航海の話でなくてちょっと残念。でも東インド会社が絡んでくるあたり、それなりに歴史にも触れてくるようで嬉しい。「ロンドン橋」は現代だけでなく、時代時代で常に謎をはらんだ橋だったんだね。次巻が出るのが早そうで楽しみ。追記:ホレイシアファンの皆様、お名前拝借していて申しわけありません(汗)。2009/09/27

kokekko

5
古きよき少女漫画の薫陶を受けた作品。このシリーズはいつも楽しいトリップを味わわせてくれます。山田睦月さんの絵は、子どもやおじいちゃんの顔はもちろん、町並みの描写から衣装のひだまで、絵のどこを見ても楽しいです(ちょっと懐かしい作品ですが、この絵柄で十九世紀英国というと、どうしても真瀬もとさんのシャーロキアン・クロニクルを思い出します)。2009/10/07

琥珀

4
祝・続編。主人公くんが「普通」なことに悩んでいます。少し前までは、周りを「変だ!」と言っていたのに、素直な進歩だ。アンリ曰く「女性に好かれる」というルパートですが、それよりホレイシアとか、動物・子どもに一番好かれている気がする。それにしてもアンリ!不思議な分別の有るふわふわ天然さん、青年になっても魅力抜群です。魅力といえば、作者様の描くその他も。街に出て、登場人物の数ときたら膨大になっていると思うのですが、絵の一人一人が、そして集団としての彼らがとても生き生きと雰囲気のある絵になっていて、上手いなあと思う2011/01/29

なかがわみやこ

4
どの巻だったか、売れ筋じゃないので云々とありましたが、「19世紀英国」「軍隊」「海洋物」「制服」「小動物」「男だらけ」「おっさんだらけ」「枯れ専もあるよ」ってこんなに揃ってるんだから大丈夫!……ホントに続けてください。2010/05/05

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