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内容説明
セビリアの王城(アルカサル)も完成し、栄華を極めたかに見えたカスティリア王・ドン・ペドロ。しかし執拗に王冠を狙う異母兄・エンリケとの戦いは続く。歴史の流れの中で、ドン・ペドロを待つ運命とは!? 巨匠の代表作、堂々の完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
日本ってすごいなあ、と思うんです。こんなに面白い中世ヨーロッパの王様のお話を漫画で楽しめるんですよ!最後は駆け足になってしまうんですが、実在した王様の人生はどかんと派手で、まっすぐです。2017/02/21
つむ丸
10
全13巻、熱中して読んだ。中世スペインという、王権の基盤がまだ確立していない時代に、時代を創ろうとあがいたペドロ王の物語は、悲劇的な末路を読者に見せる。切ない。彼の軌跡を読み続けた読者からすると本当に切ない。だが、彼の娘たちに新たな希望が託される結末は、歴史の無情の中に一筋の光明だった。青池先生の奮闘にただただ拍手!2015/02/08
れど
7
土日で1巻から最終巻まで一気に読みました。 カスティーリャの若き王(残酷王ペドロ1世)の物語。 なんとここで、黒太子エドワードと傭兵界の重鎮デュ・ゲクランの戦いが 挟まるとは思っていませんでした。 最終的には良いお話でまとまりましたが、他国の介入や 若く強大なカステーリャ王ドン・ペドロに対して 戦力で劣るアラゴンを最後まで生きながらえさせた アラゴン王の外交手腕は著しく優れていたのでは? と思い興味を持ちました。次は、アラゴン史か!2013/02/11
neimu
7
この歴史ものの最終巻は泣ける2007/09/24
ぱちゃ助
6
マルティンロペスが好きだったなぁ。幽閉されたお姫様の話とか、泣けましたよ。普段は物静かなのに、いざ戦となったら有能で、マンツーマンの闘いでもメチャ強いところもカッコ良かった。ドンペドロに対して絶対的に忠誠を尽くしてるとことかもう胸アツでした。この本読んでから当時のスペインの事を知りたくて地元の図書館に行ったけど、当然の事ながらマルティンロペスの事が載ってる本はありませんでした……。2015/10/20