講談社文庫<br> 竜の柩(1) 聖邪の顔編

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講談社文庫
竜の柩(1) 聖邪の顔編

  • 著者名:高橋克彦【著】
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  • 特価 ¥586(本体¥533)
  • 講談社(2015/04発売)
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  • ISBN:9784062754644

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内容説明

龍神伝説を追うために津軽、信濃、出雲と列島縦断して調査を進める九鬼虹人(くきこうじん)たちアクト・ナインのメンバー。『古事記』『日本書紀』や風土記に残る寓話や神話を読み解く九鬼は、独自の論理的考察で、仮説を実証し真実に辿り着く。龍=ロケット、神=エイリアン。著者にしか辿り着けない圧倒的スケールの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tengen

33
九鬼虹人らTV番組制作チーム「アクト・ナイン」による日本神話に基づく龍の調査。ボスの宗像さんの指示。それを執拗に追跡する謎の団体。津軽、諏訪、出雲と調査を進める中、龍とは古代に地上に降りた宇宙からのロケットではないか、と確信していく九鬼たち。そして謎の団体の正体はアメリカ大使館?龍を巡る攻防は戦闘に発展するのか?ヴァチカン法王庁の関与が明らかになり、龍の伝説は中国インド東南アジアとドラゴンロードへ思いを馳せる。そしてトルコアララト山のノアの方舟伝説に繋がる。☆彡読んでいて途方もない世界観に苦笑してしまう。2023/11/30

姉勤

26
ノストラダムスの予言、オーパーツやUFO、心霊モノがテレビを賑わしていた80年代後半から90年代。オウムが伸張したのもこのころか。その頃の空気感が満ち満ちた本書。謎の集団の津軽の活動を発端に、古代日本と各地の神社、神話に残された 『龍』を巡り、国際的陰謀に巻き込まれる、テレビ番組制作の主人公チーム。東北から長野、出雲へと舞台は移り、紐解くほどに謎は深まる。眉を開くか、寄せるか、または眉に唾するかは読者次第。全肯定も全否定もない、大風呂敷の文(あや)。パワースポット巡りのお供には最適でしょう。2017/07/09

遊辺

12
初読は中学生の頃。竹内文書系ってすげぇ!と中二病に拍車をかける羽目になりました。あと神社巡りも好きになりましたね。地元の小さな神社でも、歴史を妄想するのが楽しくなりました。趣味嗜好に影響を与えました。既存の資料の解釈と再構成で語られる世界観はまさに圧巻。伝奇小説とはかくあるべし、なロマン満載な作品。そういえば、作中の舞台には結構行ったけど、出雲だけはまだだなぁ。いつか行きたい。2017/02/16

ふみふむ

10
多くの遺跡や神話についての知識や調べがすごいと思った。謎がロマンを膨らませる。今後の展開に期待。2011/07/28

sonata

9
再読。ひさしぶりに。ピラミッドもUFOも宇宙人も、それだけならトンでも説で笑ってしまうけれど、所々なんとなく説得力があるから侮れない。もしかして本当にそうかもしれない、と思わせてこその歴史浪漫。そういう点ではとてもよくできた作品。とくに地元が舞台となれば自然とテンションもあがるというもの。邪馬台国が東北にあるのでは?という説もどこかで見た気がする。東北は可能性に満ちてるなあ2016/12/24

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