ウィングス・コミックス 鬼外カルテ（１３） 太夫（２）

著者名：碧也ぴんく【著】

新書館（2014/08発売）

• ISBN：9784403618284

内容説明

「心と体、両方の真を尽くす相手は私ひとり」。初めて恋した島田にそう言われ、ゆきは彼を裏切らないと約束する。だが、江戸の大火の後、島田は行方不明に――。やがて高尾太夫となったゆきの前に仙台藩主が現れる。そのまっすぐな気性に惹かれていくゆき。だが、この恋の結末は……！？そして、現代。“太夫”の前に現れた凪という青年と翼という少年は、何者なのか……。太夫の永い、恋の物語が終わる――！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[psyjax]

江戸時代の伊達騒動に談を取った作品。シリーズ最初から出ていた高尾太夫が主役のお話。物凄く砕いて言うと遊女を中心にした三角関係な恋愛モノ。虚実取り混ぜて碧也流に再構成されてて面白い内容に仕上がってる。

2010/01/24

[枝豆ちゃん]

島田様酷い人になり殿イケメンにシフトチェンジ。千鳥がやはり怖い。でもやっぱり私は殿より島田様が好きかな。酷いけど、島田様は島田様で色々あるんだろうし。殿もいい人だし、太夫が幸せになってくれたらいいかな。

2013/08/06

[琴]

鬼外カルテ・シリーズ。 高尾太夫のお話。２巻目。 大好きな作品。

[和佳]

再読。

2011/11/08

[めぐみこ]

うおお見事に騙された。ちょっとやりきれなさも漂いつつ、２度目の出会い、せいいっぱい幸せになれるといいな。