内容説明
柴田雄司はアフガンゲリラの写真集で注目を集めたカメラマン。かつての恋人、園田優子とその二人の子供を乗せた飛行機が混迷のアフガンに不時着、奇(く)しくも、彼が撮影で親交を深めた兵士・ヘーゲルの部隊に拘束されてしまう。優子の長女は自分の娘だという事実を知った時、心は決まった。喪(うしな)われた愛を取り戻すため、柴田は砂漠へと向かう。命をかけた冒険と恋愛!(『アフガンの風』改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tonzo
3
★★★★☆4.0 壮大なハードボイルドとラブロマンスが面白く展開 最後が・・・・少しあっけなく! タイトルだけ見て流砂 (講談社文庫)藤田 宜永と間違えて購入でも面白く読めて良かった。 2024/03/03
ジョルジョ
2
アフガニスタンに平和は訪れていない。大国の思惑に翻弄されている、いつの世の中も変わらない。2017/11/04
あっきい
1
アフガニスタンを舞台にスピード感いっぱいに展開される物語。ノンフィクションじゃないの?と錯覚してしまう内容にも思わず引き込まれてしまいました。2010/11/17