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内容説明
『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』など、ベストセラーを次々と刊行してきた林總氏。本書では、これまでのノウハウを1冊にギュッとまとめ、「仕事で使える会計」をどこよりもわかりやすく教えます!
本文では、 ・ホテルの宿泊料がシーズンで大きく変わる理由 ・ボジョレーヌーヴォーはどうして儲かるのか? ・なぜ、新幹線はスピードアップを目指すのか? といった身近なビジネスケースを取り上げながら、会計をビジネスで「操る」の6つのポイント、 1 会計にダマされるな(会計を操るための心得) 2 決算書は「レントゲン写真」と心得よ(財務諸表の着眼点) 3 利益を追うな、「現金」を追え(キャッシュフロー経営の極意) 4 司令塔に「情報」を集めよ(「経営ダッシュボード」の構築) 5 CVP分析で「会社のムダ」を見つけろ(損益分岐点分析のしかた) 6 「時間」がビジネスを制する(会計の新しい視点) について解説しています。会計の知識がない初心者でも会計の基本から実践までわかる会計の決定版です!
目次
プロローグ なぜ会計を勉強しても身につかないのか?
第1章 会計にダマされるな
第2章 決算書はレントゲン写真と心得よ
第3章 利益を追うな、現金を追え
第4章 司令塔に情報を集めよ
第5章 CVP分析でムダを省け
第6章 時間がビジネスを制する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K(日和)
15
大学の経済学の授業でやったことがちらほら。会計の視点を持つことで見える世界の入り口が知れた。言いたいことは分かるけれども、あとがきも何もなく、最後の章の解説をして、ばさっと切るように終わってしまったのが残念。会計にも種類があるんだなぁ。財務会計と管理会計。2015/04/14
手押し戦車
7
同じ費用を使っても成果が違うのは、価値を生まない活動にも人件費や経費が入っている。財務会計を見栄え良く報告するより管理会計で内情をありのままに都合の悪い部分も報告するのが誠実な経営者。利益の数字より現金が回らないと会社は倒産する。BSの固定資産は現金製造機、流動資産は現金製造機の中身を現金に換えて行く。測定器は利益を見る。機械を維持し強くする場合に自己資本と負債で賄われる。商売は限界利益が有り売上から流動費を引いた残りだが、この貢献利益が分かると時間を制し個数を制する薄利多売が実は利潤が高いとわかる2014/11/05
Humbaba
6
会計は会社を理解するうえで必ず必要になる能力である.どのような立場であっても,自分の姿を見る能力というものは重要である.経営者は経営だけをすれば良いという時代ではない.正しく経営するためには会計の知識がなければならない.2010/10/22
まるさ
5
会計について書かれた入門書の中でも一番解りやすかった。他の会計学入門が恐ろしいほどつまらなかったので最初に本書に出会えてたらスムーズに会計の勉強が出来てたのにと少し悔しい思いになった。会計の初歩について重要な事柄をメリハリをつけながら分かりやすく解説をしてくれる。2017/03/15
Meistersinger
5
わかりやすいことは確かだけど、一定の会計の知識を持ってからの方が役立つ内容。「利益なんて存在しない。現金が流れていること(キャッシュフロー)が重要」というのは重要な教え2011/10/24