講談社文庫<br> 銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談

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講談社文庫
銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談

  • 著者名:高里椎奈【著】
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062750844

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内容説明

たっぷり雪が積もった小学校の校庭に、一夜にして全長100メートルものミステリーサークルが現れた。雪の妖精あるいは蝶の標本のような輪郭はくっきりと美しく、内側にも外側にも足跡などはいっさい残っていない。だが、雪が溶けたとき、その中央には他殺死体があった! 薬屋でもあり○×△□でもある美男探偵トリオが、初めての難事件に挑む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

88
第11回メフィスト賞受賞作。ミステリーではありますがかなりポップな内容だなと思いました。何せキャラ萌え要素が強いですからね。主人公の3人が美形すぎるのでドキドキです。3人の掛け合いや距離感が好みでした。とはいえ、ちゃんと理路整然とした形で事件が解決するのは正統派だと感じさせます。シリーズものらしいですが、これは女子受けするだろうなという印象でした。実は正体が××というのはかなりツボです。続きを読むかは未定ですが、結構好みでしたね。2017/07/18

エンブレムT

85
第11回メフィスト賞受賞作。美形3兄弟のキャラ物として楽しみました。3人、兄弟どころか人ですら無いけれども(笑)・・・妖怪達の起こす問題を穏便に処理すべく『薬屋』兼『探偵業』を営む3人(?)の妖怪の物語です。探偵物ではありますが、ミステリとして読むとファンタジー要素が反則過ぎ、ファンタジーとして読むと、ラノベ色の強い会話のノリが目に余る感じ。まぁ、そのへんのバランスの悪さは、デビュー作と思えばOKですが。軽い文体なのに、読了するのに妙に時間がかかっちゃったというのが、この作品の1番のミステリーかも・・・。2012/05/28

とら

66
メフィスト賞受賞作という事で読みました。イラスト付きのメフィスト賞と聞いて、まず出るのが西尾維新さんの戯言シリーズです。キャラでも惹かれる感じ。ただ、ただですよ。本当にそれだけでした。仮にもメフィスト賞、推理物の新人賞です。戯言は文章でも読ませるし、トリックも驚かされた。(まあシリーズ終盤はご愛嬌w)これは、何故だか文章が軽く、行数も少ないと云うのに読みにくい。ちょっと拍子抜けかな~。でも作者さんが楽しんで書けたっていうのが一番かな^^シリーズで巻数も多いし、愛読者が多く居たのでしょう。うん!今後に期待!2011/12/09

流言

41
第11回メフィスト賞受賞作。メフィストで妖というからには京極夏彦の呪縛から逃れられるのか? と気がかりだったがポップなキャラクターで別路線のミステリーに仕上げられている。そこまでは良かったのだが、ミステリーとしてもキャラクター小説としてもパワー不足な面が多くて、小洒落たやりとりをしていてもそこまで物語世界に入れ込むことができなかったのが残念なところ。深山木さんは、もう普通に感じが悪い人ですよね……? メインキャラ同士の関係性が読者の感性とマッチすれば楽しめたのかもしれない。2016/04/10

たるき( ´ ▽ ` )ノ

34
私はけっこう好き♪リベザル可愛いなぁ(*´∀`*)この3人がどうやって知り合ったのか、これから明らかになっていくのかな?2019/04/05

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