角川スニーカー文庫<br> ムシウタ 04.夢燃える楽園

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角川スニーカー文庫
ムシウタ 04.夢燃える楽園

  • ISBN:9784044288075

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内容説明

人の夢を喰う代わり、寄生主に超常の力を与える“虫”が出現して10年――すべての虫憑きを支配し、その頂上に君臨する極秘機関“特環”の最低ランク局員・菰之村茶深の野望は、誰も見向きもしない小悪党の挫折として終わるはずだった。だが逃亡中の杏本詩歌が西遠市に現れたことから、期せずして茶深は虫憑きの根本に関わる秘密に、誰よりも近づくことになる! それは夢みる卑怯者とその相棒が仕掛けた、最高で最悪の悪巧み。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セツナ

5
茶深がいい味を出していました。彼女は大きな野望を持った非情なキャラ、と言うような立ち位置でしたが、私にはやはり彼女は情を捨てきれない人なんでは無いかと思いました。そして、千晴や怜司といった新キャラも中々いいキャラで読んでいてワクワクさせられました。最後、千晴のまさかの伏線にやられた!と思ってしまいました(笑)主役と名脇役の立場が逆転すると言う今作、非常に楽しめました。2011/09/19

まろりん

4
また新キャラ出てきたぞ!と最初は思いはするものの、一冊読んでいるうちに新キャラにもすっかりはまってしまう不思議。オゥル、茶深、千晴、アイジスパ、詩歌、それぞれ夢と想いと立場が違って。でも虫憑きたちは本当に、なにかをかけちがえてしまって虫憑き同士で闘い続けているので、詩歌の心の叫び通り、この戦いを終わらせられたらいいのに。そして千晴には色々とびっくりしました。ひとつは何となく予想できたけど、もうひとつはさすがにびっくりだ。ここらへんの真相もどう組み立ててあるのか、この先の展開が楽しみです。2014/05/10

しむ

4
今回も読みごたえがあった。大助をもっと出せよー、と思う気持ちはありますが、新キャラの主役になろうとする強い気持ちで動いて行く話は、誰しもが一度は抱いたことのある心の葛藤を主としたもので通じるものがありました。 そしてまさか!千晴の正体が・・・だったとは!びっくりです。次も楽しみだ。2012/01/04

gawa

3
8/10。相変わらず脇役の描き方がうまい。でも茶深にはいろんな面でもう少しかわいらしさが欲しかったかな……。2015/11/25

ふうか

3
読み終わった今日、たまたま登校中に子猫を見つけた。思わず勝手に‘オゥル”って名前つけちゃいそうでもう…2012/05/30

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