富士見ファンタジア文庫 タクティカル・ジャッジメント2 きまぐれなサスペクト！

著者名：師走トオル【著者】/緋呂河とも【イラスト】

KADOKAWA（2014/12発売）

• ISBN：9784829162088

内容説明

逆転無罪で連勝中の俺・山鹿善行の所に、小さな客が訪れた。おとなしそうな中学生・由衣。なんでも彼女の姉が、宝石泥棒の容疑で逮捕されたのだという。天才弁護士であるこの俺に仕事を頼みたい――まぁ、その気持ちはわからなくもないが。窃盗ぅ？　殺人と違って、窃盗事件なんて地味だからヤだ。そんな俺の心を責めるように、幼なじみの雪奈が言った。「力になってあげましょう？」正直いってメンドくさいが……可愛い雪奈の頼みとあれば、俺が断るはずがない。そんなこんなで引き受けたこの依頼、それがまさか大がかりな事件の発端になろうとは！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツバサ]

今回も冤罪を阻止したがやり方がめちゃくちゃだな笑　いつまでこのやり方が続くのか気になりますね。めちゃくちゃな展開だけど癖になります。犯人や協力者、裁判関係者を引っ掻き回す手腕は楽しいです。

2021/04/06

[ほにょこ]

★★★☆☆ 窃盗事件から殺人事件。今回もこれぞ逆転裁判という展開で楽しめました。

2020/06/29

[タタリ]

ちょっと面白くなってきたかな？キャラの癖が強くなってきたからですかねー？

2013/07/07

[K-Wing]

これで実は七郎に財産を渡さないために五郎が仕掛けた罠、とかだとゾッとしてんけどな。　主人公、結果がいい方に出てるからアレだけど下手したら……。

2013/06/04

[なごむ]

証言の食い違いから事件が予期しない方向に転がったり、何気ない出来事が後の逆転の布石になったり、やっぱ逆転裁判的な面白さだなぁ。真犯人が外道なんで、終盤の逆転劇が実にいい気分。善行の傲慢さも鼻につく一歩手前で抑えられてる感じ。周りのリアクションが良い味出してる。

2011/08/07