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内容説明
診療所に、古川という見慣れない老人がやって来た。彼は末期癌であることを自分でわかっていて、島に死ぬためにやってきたという。古川には、古志木島を死に場所に選んだ理由があった。それは、彼が41年前、この島の診療所の医者だったからだ。人生の出発点だった古志木島で、最後の時を過ごそうと、この島へやってきたのだった。コトーは彼の命をわずかでも延ばそうと、手術を試みるが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakmas
13
末期がんで死にたいと思って病院に来た人。 自己防衛のために記憶がすり替わって、30年間恨み続けた人。 友達との関係で、大切なものを見失って、でも思い返した人。 この巻も内容が濃かった。2022/12/25
なるみ（旧Narumi）
10
島の行末と、人の思惑が行き交う第5巻。2017/09/26
ひじり☆
8
しげさん自業自得だけど借金増えていくな（笑）2022/07/03
mame_maki
7
★★★・・・人の心に寄り添うコトー先生。星野さんの決意。2017/01/29
ツキノ
7
41年前に古志木島の診療所で働いていた医師がやってくる。星野さんの決意。古志木島がリゾート地に？最後に収録のほんわかするおまけストーリーがいい。2016/09/05
