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内容説明
ちせを自衛隊に引渡し、生まれ育った街へと戻ったシュウジ。ある日、ちせとの約束を思い出したシュウジは、ふたりが初めてキスした場所を訪れる。そこには、途絶えてしまったはずの交換日記と、新たに再生した「ちせ」が居た…!! スピリッツ連載時の原稿に大幅加筆し、通常の単行本を大幅に越えたボリュームで贈る『最終兵器彼女』クライマックス!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
74
完結。前半は気持ちが入らず合わない漫画かと思ったが後半から同調できて最終的に圧倒された。最初は「イリヤの空、UFOの夏」を連想したが読後感は田中ユタカの「愛人[AI-REN]」がより近い。この2作品が私の中で血肉になっているだけに最終兵器彼女ももっと早くに読んでおくべきだった。それに時期的にセカイ系なお話はなんだか古くなってしまったように思えちゃうし。読むタイミングということにもいろいろ考えてしまった。2014/12/13
0kaeri
21
ちせが戦機の姿になる、人の体温がなくなる。けれど、やっぱり忘れられないであの、二人の思いでの場所に行く姿は悲しく、温かさがあった!2015/10/05
まんがジジィ
14
悲しいお話し。 何故この子が兵器になったのか、いろいろ考えながら読んでいるともしも自分の子供や周りの子供が兵器になったら自分は何もできない事に悩むでしょう。2017/01/22
しゅん
12
この漫画を読んで、恋愛を「幻に憧れる状態から他者を知ることへ移行するプロセス」として私自身が捉えていることを理解した。主人公の男性に苛立つのは彼が最後まで相手に見ているのが(私の偏見から眺めると)「幻」でしかないからで、にもかかわらず「ぼくたち」という主語を独白の中で多用するところに身勝手さを感じずにはいられない。だからといってつまらない訳ではなくて、「ちせ」が精神的に「兵器」になっていき、世界が少しずつ壊れていく緩慢だが確実な変化に掴まれる。絵を見ていて、作者と同じ北海道出身の山本直樹を思い出した。2022/02/18
Dai(ダイ)
11
ほんの少しでいいから、ちせが最終兵器に選ばれた理由だとか、何対何の戦争だとか説明があれば感情移入できたのかもしれないが。2023/11/22
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- 30歳になったら結婚しよって言ったよな…
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