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内容説明
戦いの現場に赴いたアツシは、人の死が普通になってしまっている日常に違和感を覚える。そして、自衛官の間で“死神”とささやかれている、兵器だか人間だか分からないものが、“ちせ”と呼ばれていることを知った…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
46
だんだん独特の乾いた重みとしか言いようのない緊張感が出てきて引き込まれてきた。しかし10年、いや5年早く読むべきだったなあ。どうしても主人公男女に今となっては本気で感情移入できない。2014/12/13
0kaeri
18
ちせちゃん、黙ってシュウジのあとを付いていくだけだったのに今はっきりと兵器として、国の平和を願って戦ってるんだって教えられた気がする。シュウジ、地震来てもちせちゃんから離れていかないでね!2015/09/02
空のかなた
15
とうとう札幌にまで轟音、戦争が迫ってくる。街は根こそぎ消えた。第7章は「さよなら」、どうなるのか。クラスメイトに戻るしかなかったシュウちゃんとちせが、また恋人に戻れるのかと思った気持ちのそばから、ちせが去った、もう二度と学校に来ることがなくなった。敵を感知して、ヒトから兵器に変貌してしまう、一旦兵器になると抑えは効かず、相手を即死させるしかないちせの哀しみ。2021/09/03
はっちー
11
恥ずかしいくらいに弱い心を他人に慰めてもらったり愛してもらうことで惨めさに震えながらでも必死に生きてゆく。少しずつ大人になってゆく学生たち。この子たちからみた今は、あまりにも悲しみであふれている。2014/10/26
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
8
キツイ。辛い。戦争って一体何だろうって考えさせられる。2016/04/01