- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
メンテナンスをしないと死んでしまう体になってしまったちせは、彼女を改造した自衛隊によって、崩壊した校舎から連れ去られていった。それを見たシュウジは、やり場のない怒りに震える。そんなシュウジの前に、再びふゆみ先輩が現れた…。一方、メンテナンスが終わったちせは、新たな出撃を拒否し、シュウジが待っているはずの思い出の展望台へと向かう。だが自らの機能によって、シュウジがふゆみ先輩と過ごしていることを知ってしまう…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
44
紙面からあまりに感情のほとばしりが出過ぎでかえって心が動かない。2014/12/13
0kaeri
21
結果的に別れる二人だけどこの流れは復縁を予兆するものだと詠んでいいのか、それとも命の危機が迫っていると思った方がいいのか?素晴らしい洞察力で敵陣を攻めるちせちゃん、戦争が起こした悲劇が心に刺さります2015/09/02
空のかなた
14
シュウちゃんと一日だけ一緒にいたい、その一心でちせは「今日は私お仕事休みます!」、自衛隊からの呼び出し用ポケベルも壊した。現場の兵士は、ちせちゃん今日は休みですね、きっと今日は自分たちの番(殺される)ですね、はははと、ちせ頼みの戦況。死にたくないよ〜と呟く瀕死の兵士が即死できるように、止めをさしてあげるなかまの兵士。戦争の残酷さがひしひしと伝わる。そんな裏側でシュウちゃんはふゆみ先輩といけないことを。ちせの想いと相反しての哀しい展開に辛い。2021/09/03
はっちー
11
幸せになってほしい。シュウちゃんもちせも辛すぎる。2014/10/03
ねね
9
再読。シュウジが兵器としての「ちせ」と対面する。彼氏として、「オレが、まさか、そんなこと…!」と自分の恐怖心に怯え。色々な気持ちが、想いが、錯綜する。でも必死で彼氏であろうとするシュウジ。人の部分がどんどん無くなって、自分すら信じられなくなっていくちせ。2人の決断、「クラスメイトに戻ろう?」なのに、想いはまだ募るばかり。別れた後の方がずっと恋人らしい不器用な2人。戦争パートでは、ナカムラが印象的。恋がしたい、と思って死ぬとかあんまり無いと思うけどね。「ごめんなさい」は思うかもしれない。切なさ全開の巻2014/04/05