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内容説明
別々に語られることの多かったオペレーションを5つの業務連鎖という切り口から読み解き、日本企業に足腰を鍛え直すことを説く。業務連鎖の視点で生産性を向上させる!新たな戦略とオペレーションの関係を説く。
目次
第1部 企業経営とオペレーション(オペレーションで競争優位を築く オペレーショナル・エクセレンスを実現するために)
第2部 オペレーションの5つのモジュール(オペレーションを考える基本的枠組み CRMにおけるオペレーション SCMにおけるオペレーション ほか)
第3部 オペレーション・エクセレンスへの道筋(オペレーション改革への取り組み方 2つのケーススタディ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
21
純粋なエンジニアだった当時に視野を広げるための学びとして読了
牧神の午後
4
製造業を素材にCRM(顧客接点)、SCM、調達、研究開発、本部業務のオペレーション改革の視点といかにして進めるかの概説。最初はオペレーションという地べたな話と戦略という天上の概念は水と油かと思ったのだが、企業の実行力を左右するオペレーションの概観が得られて有用だった。特に製造業に素材を求めているが、流通小売でも該当業務については十分使えると思う。2017/08/17
スクワッター
3
オペレーションはビジネスの心技体における体にあたるよね、という論に納得。ビジョンや経営戦略について述べられた本は数多いが、オペレーションを網羅的に取り扱った本は少ないため、参考になった。担当者クラスもオペレーション改善は常に意識すべきと思う。個人的な経験則としては、オペレーションは企業ごとのカスタマイズ要素が色濃く出る領域であると考える。実務に活かすには、より具体の個別事例に迫る必要があるだろう。2023/07/26
摩周
2
業務連鎖、業務品質。PDCAの進化サイクルは継続的なものとしてなされているか?お客様第一と効率性のバランスはとれているか?業務連鎖は顧客満足までどのように繋がっているか?経営トップの意識が現場まで浸透しているか?それは付加価値のある仕事か?ソリューションデザイナーの仕事ができているか?見える仕組みができているか?2014/05/18
ヒデアキ
1
SCMを中心にオペレーション起点でどのように競争優位を描くかをまとめた本。トヨタ生産方式の本やザ・ゴールを深堀するとよくわかります。 戦略を描いても適切に実行されないと絵にかいた餅になるという中で組織マネジメントの重要性が増すのと同じくらい、こうしたオペレーションの視点を視野にいれて物事を考える癖をつけないとまずいということなんだと思った。2021/08/09