内容説明
激戦で傷つき倒れたジョク。しかしジョクは聖戦士としての義務感から、重傷をおして戦場に戻ろうとしていた。見かねたアリサは、最後の挨拶にとジョクの病室を訪れる。彼女は戦争そのものを終結させるため、敵対するアの国の王・父ドレイクのところへ極秘で向かうつもりだったのだ。しかし、彼女がそこで見たものは妖気を放つ巨大戦艦の姿だった! 富野由悠季が描く大河ロマン、迫力の第10弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
6
チャム放浪記!必要かな!これ今になって必要な展開かな!2023/03/17
餅屋
3
シリーズ10冊目▲激戦で傷つき倒れても重傷をおして戦場に戻ろうとする聖戦士。そこへ最後の挨拶にと病室を訪れるアリサ。妖気放つ巨大戦艦▼サブタイトル「重層の刻」通り、主人公が動けず思考に沈む中、最終決戦を前にした各人の覚悟が重なる。エレはパットフットが生き残ったことで、ゴウへと進化、活躍の余地ができた。地上戻りのバーンは新世代に煽られるだけでなくライバル役として物語を撚り合わせる。ゲア・ガリングの存在が大きい。ゴラオンが出撃した時、果たしてドレイクはラスボスで居られるのか?ジャコバか?イデか?(1992年)2022/08/27
ツカモトカネユキ
3
1992年初版発行。戦闘中にジョクと離れたチャムの話からスタート。飛ばされた敵陣からの帰還を目指すチャム、バーンを追うステラ。ラウの国側では、この状況にいら立つ姫姉妹の動き。アの国では、直接戦士として動く二人。立場は違えど戦う女性の物語を中心に事が動きます。前巻に続き、本格的な決戦への前触れという内容なので、戦闘の派手さはありません。ジョクは療養中、バーンの動きもあまりありません。姫姉妹が、アの国側に移り、やっと決戦が始まりそうな気配で最終巻に続きます。2022/05/24
k16
2
20150627読了。 ステラの話が挿入されてるがなんなんだろうなぁ。 今後のアリサ、リムルの動向に注目。2015/06/27
すずき
1
前巻に続いて中だるみ。大御所が漠然と書いちゃってる感が強い。まああんな人に編集者がモノ申すのは難しいわな、みたいなことを考えながら読む。ここまで来たら最後まで行くぞ。2014/02/23