小学館新書<br> 謀る力(小学館新書)

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小学館新書
謀る力(小学館新書)

  • 著者名:松平定知【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 小学館(2014/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098252107

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内容説明

今を生き残るヒントは戦国武将の智略にあり。

1600年、関ヶ原の戦い勝利。1603年、江戸幕府開幕。
この間、徳川家康はいったい何をしていたのか?
実はこの空白の3年にこそ、江戸幕府が250年あまり続いた秘密が隠されている。家康に限らず、天下を目指して戦国の時代を生き抜いた武将たちは、最小にして最大限の効果が得られる策を求め、総合的な智略、「謀る力」を発揮していた。
本書は、歴史的エピソードから垣間見える、家康、信長、秀吉や黒田官兵衛、伊達政宗ら戦国武将、そしてその武将を支えた妻たちの「謀る力」を紹介し、現代を生き抜くためのヒントを提示する。

目次

第1章 情報を戦術に活かすための「謀る力」(黒田官兵衛の情報活用力 竹中半兵衛の作戦立案能力 真田昌幸・信幸・幸村の小が大に勝つ奇策 ほか)
第2章 人・金・運を引き寄せる「謀る力」(織田信長の勢力拡大を支えた錬金術 豊臣秀吉の敵の中に味方を作る眼力 徳川家康の逆境をプラスにかえる力)
第3章 夫を出世させる戦国女房の「謀る力」(秀吉の妻・於ねのしたたかな受け身力 山内一豊の妻・千代の夫の特性を伸ばす自立力 前田利家の妻・まつのゴッドマザーの先見性)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

13
2014年4月の本。黒田官兵衛、竹中半兵衛、真田幸村、伊達政宗に始まり、織田、豊臣、徳川。また、有名な奥さまたち。豊富なエピソードは「その時歴史が動いた」の為せる技か。知らないことが多く面白かったが、如何せん「難しい日本語」が多かった。先に読んだ池上氏の本の気持ちは松平氏には「伝わって」いない。(同じNHKなのに…)また、何でもかんでも「謀る力」に持ち込む強引さ。気になったのは、片倉小十郎と前田利家の妻、まつ。2019/12/19

きーさん

2
「謀る力」=悪巧みする力ではなく、変化する状況に合わせて、先を読み、的確な対処をする力のように思えた。信長、秀吉、家康、真田一家や黒田官兵衛など、大河ドラマ好きにはたまらないメンバーに加えて、女性にもスポットが当てられているところが面白かった!何より松平さんの名調子が文章にも表れていて、きちんとした日本語があふれているところもうれしい。戦国時代の面白い人物の本を探している人にピッタリです。2015/03/19

AI

1
諏訪勝則著「黒田官兵衛」を読んだあと、もう少し解説を読みたいなと思っていたら目に留まった本。話題に取り上げているのは、黒田官兵衛、竹中半兵衛、真田幸村、伊達政宗、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、於ね、山内一豊の妻・千代、前田利家の妻・まつ。一番印象的だったのは、於ねとまつの晩年でした。2014/04/02

Shinichi Takahashi

0
黒田官兵衛、竹中半兵衛、真田昌幸・信幸・幸村父子、伊達政宗、そして信長、秀吉、家康、さらには女房衆も登場して、戦国オールスターが集結。「謀る力」をキーワードに彼らの処世術を探っていきます。つくづく、戦国時代の人々が実にスケールが大きく、バラエティも豊かで、なるほどこの時代が人気なのもうなずけるなぁ、と思った一書でした。2014/11/06

tammy

0
信長、秀吉、家康 そして今、大河で話題の黒田官兵衛や竹中半兵衛など知略で戦った武将たちの生き方をもとに 現代でもどう生かしていくかなどが書かれています。とはいえ ほとんど歴史書といった感じで その切り口が面白かった。2014/05/12

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