内容説明
激しい戦いのさなか、偶然オーラバトラーを得た蛮族ガロウ・ラン。だが機体の損傷がひどく、動かすためにはさまざまな修理と補給物資が必要だった。中世さながらに動乱の時代をおくるバイストン・ウェル世界において、この人型戦闘マシンは決定的な立場をもたらすはず。蛮族の首領ギィ・グッガは、手に入れたオーラバトラーをよみがえらせるため一計を案じるが……。富野由悠季が渾身の力を込めて描く大河ロマン、第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
6
ガロウランが知恵をつけていく!困る!2023/03/04
ツカモトカネユキ
4
1988年初版発行。1996年第11版発行。蛮族ガロウ・ランの暗躍を中心に話が展開。進化の度合いが加速し潜入活動、交渉と荒々しくも巧みに戦況をかき回します。コモン界でも策略の動き。さらなる覇権を目指す盟主ドレイクに反旗を翻し、下剋上を企てるバーン。具体的な欲望を見せだしたショット。共に戦況を利用して動き出します。未だ鬱々としたマーベルの今後の動きにも注目します。純粋に覇権を狙うガロウ・ランと内部崩壊の兆しが見えるコモンとの戦いが、オーラマシーン争奪戦という形で進むなか、次巻に続きます。2022/04/28
志摩子さん
4
アニメ「聖戦士ダンバイン」との似て非なる部分というのがとてももどかしく感じられます。2016/03/05
餅屋
3
シリーズ3冊目▲番族が激しい戦いのさなか入手したオーラバトラーは機体の損傷がひどく修理と補給物資が必要だった。一計を案じ…▼外殻とバイオ・マッスルを修理し、オーラを燃焼するバイオリキュールを補充するなど、整備・補給の概念がある世界。エロスとバイオレンスの体現と思われたガロウ・ランに知性体が登場すると手が付けられない。世界が変わる時なのですね。マーベルはボストン出身のインテリ娘に改変、トッド・ギネスの行く末を兼ねないで欲しいところ。謀略家バーンは馴染めない、ショットの為人を今から描くのは良いね(1988年)2022/08/18
k16
2
20150411読了。 ガロウ・ランにオーラマシンが渡るの巻。2015/04/11