ビッグコミックス 東京大学物語（３４）

著者名：江川達也【著】

小学館（2012/04発売）

• ISBN：9784091861344

内容説明

ついに遥とひとつになった村上！！これまでにない快感を覚えた二人は、時間の概念さえも超越し、ただひたすらに、入れては出し、入れては出し、入れては出し、入れては出し、入れては出し、入れては出し、入れては出し、入れては出し…………。そして遥の体内では、新たな生命が誕生していた！？大人気偏差値81のラブコメディ、遂に完結！！コミック史上に残る衝撃のエンディングとは……！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山口透析鉄]

作品云々からずれますが……夢オチでは読者を馬鹿にしているようなもので、ただ、読者は馬鹿だと公言していた作者にはある意味、相応しい終わり方だったのかも……TV画面に映る作者の表情には本人の人となりも透けて見えていて、それが酷く醜悪で……なるほど売れるまんがも描けたのでしょうが、自らの作家性を発揮しようとしたら途端にボロが出て終わってしまった作者なので、自業自得ですね。 東京新聞のコラムで日清戦争は良い戦争だったと書いていて、サンケイ新聞の読者ならそれで通用するでしょうが、コラム、半年くらいで終わりましたね。

2009/01/24

[たかぴー]

　一気読みした。長かった。情報量も多かった。 　全体を通して生きることに纏わる自己と社会との深遠なテーマが繰り返し提示されており、村上が何度も挫折や現実と直面させられる中で力強く描き出されており非常に読み応えが合った。 　吉野が水野から手を引いた辺りが描写不足にも感じたが、そのような点を一つずつ論っていても仕方ないので割愛。

2015/08/24

[5]

最初と最後の巻だけ読めばいいよねって全巻読み終わった友人と合意した思い出。

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

結局、東京大学を味付けに加えたエロ漫画だったんですね。

[ちゅど]

描写の表面だけ見るなら「気持悪い」「結末がお粗末」という感想になるのは頷けるが、各人物の心理描写や背景描写、恋愛への哲学的思索描写を意識して読むなら、このラストは意味のある結末だったように思う。

2024/09/21