内容説明
益州を領有し、劉備は孔明の“天下三分の計”を実現。いよいよ魏・呉・蜀の三国鼎立の時代を迎えた。だが、蜀随一の勇将・関羽が呉の呂蒙に討たれ、張飛は部下に殺され、さらに劉備も白帝城に散った。幾多の英傑たちが志なかばに斃れる中、乱世の英雄・曹操も病死した……。劉備に蜀の後事を託された孔明は、曹操の遺した魏を取るべく北へ侵攻。運命の地・五丈原に立った!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN
15
非常に長かった。面白かったけど、もっとあっさりした本を読みたい。2014/07/23
シロー
4
五巻のテーマは英雄達の「老い」と「死」ということで作者の筆もこれまでになく重く感じられる。本作は曹操メインということで赤壁よりも官渡の方が詳細に綴られていたが、勝敗を分けたのは「将の器」。特に袁紹の傲慢が滅亡を招いたように捉えていたが、勝者曹操とそこに大いに貢献した関羽、その主劉備もまた老いて傲慢になったが故に死期を早めたように観えるのは皮肉。曹操死後は作者の気力が萎えてしまったのか殆ど義務感だけで五丈原まで描いた感じ。これだったら曹操の死をもって終了でもよかったと思う。とは云え大いに楽しめた力作でした。2016/03/12
ダミアン
3
久しぶりに三国志を読んで面白かったけど、この三国志はダイジェスト版みたいで人物の描写もステレオタイプだし、ちょっと物足りませんでした。 また別の三国志読んでみたいものです。2024/05/19
よっちゃん
2
とうとう読み終えてしまった。最後はグダグダ感があった。一の時代でも二代目まだはなんとかなるが三代目が継承するのは難しいと思った。2016/04/15
かげちゃん
2
曹操がなくなったあともしっかり読みたかったなぁ。まぁ役者が足りないというのは確かだけど。2013/01/25
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