集英社文庫<br> 興亡三国志 二

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集英社文庫
興亡三国志 二

  • 著者名:三好徹【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 集英社(2013/12発売)
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  • ISBN:9784087471564

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内容説明

暴君董卓が謀殺され、長安を脱出して洛陽に還幸した献帝を迎えたのは、十万の精兵を率いる曹操だった。ここで曹操は他の群雄から一歩抜きん出た。帝を擁し、為政者として絶大な権力を握ったのだ。愈愈(いよいよ)天下を狙い中原の制覇を目ざす秋が来た。しかし、もう一人の英雄劉備が、雄飛の時を待っていた。終生の宿敵となる両雄の戦いは、いま静かに始まろうとしている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カムイ

27
徐州での曹操が克明に画かれ、面白い後漢も終わりを向い曹操の時代にそして彗星のごとく現れる公明、次巻では三国志随一の赤壁の戦いに突入するだろ、孔融には憐れさを感じる、世渡りが下手くそなのか、曹操の逆鱗に触れるような原動するからだ、それでも曹操以下の武将をけちょんけちょんにする所は爽快さはある。2016/07/30

JUN

19
だいぶ本流に入ってきて、面白い。史実通りなのか?もちろん脚色もあるだろうが、戦国時代同様に群雄割拠していて、主君に対する裏切りも、面従腹背も、上にのぼりつめるとありとあらゆる愚行で良民を虐げて、なんでもありって感じになってきた。2014/06/19

つみれ

10
董卓亡きあと蛮性をむき出しにした李傕、郭汜。明確な戦略を持たずに裏切りを重ねた呂布。無計画に皇帝僭称という暴挙に出た袁術。悪党として三国志の序盤を彩る彼らは後漢末期の混沌をわかりやすく後の世に伝える存在であり、一方で曹操や劉備、孫策らの英雄性を映し出す存在でもあるだろう。曹操が幕僚の献策を用いるシーンが頻繁に描かれ、荀彧や郭嘉、程昱らが生き生きと活躍しているのが魅力的だ。三国志の物語を読むとき、陳宮が曹操から離反した理由というのは楽しむべきポイントの一つだと思うが、本作の解釈は独創的で興味深いものがある。2015/10/22

シロー

5
中国の大衆娯楽『三国志演義』に日本人好みの彩りを加えた壮大な戦国絵巻『吉川三国志』。更に疾走感のある文章と天才軍師・諸葛亮を圧倒的なカリスマとすることで比類無き面白さを誇る『柴練三国志』。今作も吉川版を下敷きとしつつ、より解り易い文章と敵役として描かれることが多い曹操がメインなのが読み処。劉備義兄弟の会話は多作品でも多いが、曹操と一族の会話がここまで多い作品は珍しくかなり楽しめる内容。曹操を掘り下げる重要な人物が鄭欽。字が士元ということは彼が鳳の雛なのか? 二巻では猛将・呂布が往き舞台は官渡決戦へ。2016/03/02

よっちゃん

2
これも長かった。曹操の特徴がよく分かる。やっと諸葛孔明が出てきた。2016/03/31

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