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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版!】準決勝。ツメをはがした近藤をリリーフしたイガラシは、巧みなピッチングで南海打線を懸命にかわしたが、終盤に近づくにつれ次第に疲れが目立ちはじめる。九回表、痛みをこらえてふたたびマウンドにたった近藤だが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
53
怪我をおし出場し続ける、強いが選手層の薄い墨谷はこの戦いしかない。準決勝はかろうじて逃げ切り。いざ決勝へ。あれだけ日本一にこだわっていたOB丸井の『神さま仏さま。もう日本一なんざのぞんじゃおりません。どうか試合がぶじですみますように......』キャプテンイガラシの『この日までつみかさねてきたものを一回一回、いやこうしている一瞬一瞬にすべてをそそぎこむことだ』が尊い。指示待ちだったレギュラーメンバーも、各自がその都度考えながらプレーできるようになってる!2022/05/12
gtn
22
墨谷二中はそもそも監督がいない。リーダーが頭を絞り指示を出し、クラスメイトでもあるそのリーダーに皆が心を合わせるという理想を現実にしている。よく強豪校において監督の指導力ばかりクローズアップされ、白けることがある。監督の命令に忠実に従い、勝利を得て涙する生徒の姿には、あまり心を動かされない。2021/03/21
活字の旅遊人
15
怪我をおして試合を続ける。近藤もそっちになった。今や現実世界では、ドラフト候補のエース温存のまま、予選敗退しちゃう。また、野次もひどいね。でも、面白いんだよなあ。和合中学って、はっきり書いてないけど新興宗教系私学という設定か?2021/03/06
図書委員4年生
3
「この日までつみかさねてきたものを一回一回、いや、こうしている一瞬一瞬にすべてをそそぎこむことだ」ナインも読者も休む間もなく決勝戦へ。雨が降ってあわや…と思ったが、泥だらけの熱戦が始まる。悪条件の中、どこまで自分達の野球が出来るか見もの。イガラシの言う通り、すべてを出しきれるといいな。2014/06/27
ドンベイ
2
遂に全国大会決勝戦。雨は止んで欲しかった。決勝戦らしい僅差の攻防。和合中は青葉と比べ、圧倒的な強さは感じない。2024/05/29