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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版！】夏の地区予選を勝ち抜いた墨二は、全国大会へむけて合宿を開始した。先輩・丸井の助力もあって、墨二ナインは練習試合で高校生チームを破るほどになった。十分な実力をつけて全国大会にのぞんだはずの墨二だったが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
53
前半は全国大会に向けての合宿。練習に集中出来る様に身の回りの世話をする丸井の献身ぶりが泣ける。直接言わない心の中で思うイガラシの『がんばるよ丸井さん！』がいい！もちろん感謝してる。全国大会で優勝してほしい想いからの行動って分かってるからありがとうを含んだがんばるよなんだな。後半は全国大会。新聞記者が言及してた全国大会での経験不足が影響したのか一回戦では途中まで大苦戦。今さらだけど墨谷二中には顧問(監督)がいないんよね😱何故に？2022/05/11
gtn
20
展開上、急激に強くなりすぎた墨二。小よく大を制すといった胸がすくストーリーはもう望めない。強豪同士の攻防も味わい深いが、息が詰まる。OBの丸井をいつまでも登場させるのも、 息抜きとして必要なのは分かるので、でしゃばりが鼻につくが我慢することとする。2020/05/11
活字の旅遊人
18
丸井先輩の献身には、もどかしさすら感じる。全国大会初戦は、イガラシキャプテンの賢さと、チームが彼に依存し過ぎている点が目立つ。全国大会でも引率教員がいない怪。2021/03/06
しゅん
11
丸井くんもイガラシくんも登場時よりちょうどよく体が大きくなっているな。「実戦練習の成果の巻」の、高速道路と交差する車道、および道路を取り囲むビル街を俯瞰から描いている１コマ目に顕著なように、全ての角を丸く描く線が特徴的。それに比べると、試合時の点数ボードやファイルラインは角が四角い直線として描かれており、対比を成している。物語構造ではなく、試合の描き方で面白くしようとする姿勢がいい。投球、打撃、守備の動きのコマ分節が良さの肝だと思うのだけど、細かくはわからない。2023/02/11
図書委員4年生
4
「がんばるよ丸井さん！」言葉には出さずに心の中で、ありがとうでもなく。それでも構わない（なんとも思わない）丸井はいい奴で単純に後輩を応援している。彼のエプロン姿に本気を見た。初戦は少しハラハラした。キャプテンは熱いだけじゃなく、冷静な目も持っていなきゃならないんだな。2014/06/27
