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内容説明
富士のふもと、樹海にある鬼門の聖地で鬼と人間の最終決戦が続く中、高雄は彬の力によって死んでしまう。指揮官がいなくなった鬼門を一気に攻めようとする彬。だが、“蒼龍”の立場にある蒼子は、彬の味方をすることができない。なんとか鬼門と人間が共存できる方法を見つけたいと、彬と話し合うことに。その席で、蒼子の意見を受けるかわりに聖地の全てを見せることを要求する彬。条件をのんだ蒼子は、自らも知らない聖地の奥へ、彬を連れて進む。そしてその一番奥には、鬼門一族を永久に眠らせておくことのできる“癒しの場”があった。驚く蒼子たちの前に、自分の隠れ屋から帰ってきた緋子が現れ、意外な事実を告げて…!?●収録作品蒼の封印
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
5
どういうラストになるのか想像がつかなかったけれど、なるほどそうきたかという印象。結果的に誰も傷つかない大団円なんだろうけど、結局は問題先延ばしか〜。蒼子を守るために自ら首だけになり何千年も生きてきた高雄。そりゃ蒼子が白虎とイチャイチャしてたら怒り狂うだろうさ。蒼子の優柔不断にイライラした部分もあったけど、面白かった〜。2014/03/28
どあら
3
色々と複雑な想いがからまってたけど、最後はハッピーエンドで良かった❢❢2014/07/18
tome34
2
借り読み。最後に高雄の秘密を知ってから、蒼子と彬の愛はなんだか軽く感じてしまった・・・彬好きなのに・・・2013/11/04
みかん@道北民
2
やっと最終巻が読めました。どうなることかと思ったけれどおめでとう。しかし高雄の愛が大きすぎる。私はずっと彬の力が蒼子より上ってなんで決めつけてるんだろうと思いながら読んでました(笑)ちなみに櫂くんが結構お気に入りでした。2012/12/05
風祭
2
とても面白かった。一巻から一気読み。途中、怖いシーンもあったけど、恋愛も絡めて終始飽きさせない。でもやっぱり高雄が一番印象的だったなぁ。始めは妻を妹として見守ってたし、自ら首だけになってずっと側にいたなんて、泣けた。2011/06/19