風使い（８）

著者名：鷹氏隆之【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063119800

内容説明

大妖術師・巌倉辰箕（いわくら・たつみ）の魂の一部から造られた使い魔・采（さい）は、朱華（しゅか）を復活させた。水無月流魔（みなづき・りゅうま）を倒すための強い“守護者”を作り上げることが、采に与えられた使命。朱華の妖力を最大限にアップさせた采は、各“使い人”たちを操るため、狩りを始める。水使い・諏訪良和（すわ・よしかず）も朱華によって連れ去られてしまった！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[alleine05]

流魔が沙羅のことを無意識のうちに意識している様子を見せたり、そんな流魔の様子を弥生が気にしている様子を見せたり、この作品にしては珍しい恋愛的描写が。朱華がサイの指導によりパワーアップ。あいかわらず主人公側ではなく敵の方がパワーアップする作品だな（笑）　そして始まる使い人狩り。ここで一気に各種の使い人が増えることに。しかしどいつも同じ使い人同士でもたいして戸惑わず迎撃するあたりドライね。実力派の使い人二人、付き人一人をまとめて撃退できるあたり、”破邪の剣“SUGEEEE。

2021/06/06